何がすごいって無限城!!
この無限城を大画面で観たくって
映画館に足を運んだようなものです。
「鬼滅の刃」は少年ジャンプ誌に連載されていた
コミックだということは、
数年前に社会現象になっているので
今さら説明するまでもないと思うのですが‥‥。
この原作をもとに
2019年からテレビアニメ化されて
シリーズ化しています。
そして2020年には劇場版の「無限列車編」が公開されて、404.3億円という日本歴代興行収入第一位となりました。
舞台化や玩具化など
本作の経済規模は一兆円を超えているそうです。
この「鬼滅の刃」の最終章に向けて
最も盛り上がっていくのが
今回を含めて三部作となる「無限城編」です。
だいたいにおいて
コミックを映画化する時には
本来、原作を読んでいるファンはもとより
初めて映画館で観る人にもわかるように
脚本は作られていますし、
この作品もそのつもりなのでしょうが、
それでも!!
この「鬼滅の刃」という作品は
やはり原作を読んで
原作のストーリーが大好きでたまらなくて
そうして映画館でも観たい!!
というファンによって支えられている作品だと思うのです。
原作には実に多くの登場人物が出てきますが
それぞれのキャラクターの背景が細かに描写されているので、それら人物の一人一人がどのような思いを抱いているのかというところに、観るものは心を寄せていくわけです。
ufotableという会社がすべてのアニメ化を請け負っているのですが、最初に見た時から驚かされたのは
その高い技術力です。
シツレイを承知の上であえて言わせていただきますと、原作者の吾峠呼世晴はものすごく画力があるという漫画家ではありません。
原作の筋が通っているところや
キャラクターの書き分け
ストーリーのおもしろさ
などなどによる作品としての素晴らしさに
読むものが心を打たれているのです。
で、ufotableはその高い技術力を使って
吾峠呼世晴の描く「鬼滅の刃」という作品を、さらに次元の高いものへと押し上げて行ったのでした。
なによりも
劇場版やテレビアニメ化
すべてにおいて
ufotableがそれはそれは
「鬼滅の刃」をリスペクトしている
ということがひしひしと伝わってくるのです。
それがわかるから、なおさら感動してしまうのです。
だからこそ
作り手と観客が一体となって
原作から離れてもなお、
この作品がファンの心を揺さぶりつづてけいるのではないでしょうか?
そのリスペクトを
これでもか!!と、まさに<無限>に広げていったように、スクリーン全体に無限城が展開されていきます。
冒頭から
果てしなく続く廊下、部屋、襖、柱、壁‥‥
落ちていく、浮いている、走っていく
タテヨコナナメウエシタ‥‥
この無限城の中を
決意を込めて走る<柱(はしら)悪を倒そうとする剣士たち〉の姿に
すでにコミックを通して<よく知っている>彼らの姿に
感涙がとまりません。
鬼滅のファンにとって
この冒頭に繰り広げられる
無限城のシーンはたまらないものなのです。
この映画のポスターにもなっているのは
悪役である<猗窩座>という男です。
凄まじい戦闘シーンが繰り広げられるのですが、
彼<猗窩座>は人間だったことには<狛治>という名をもつ青年であり
後半では<狛治>としての人生も描かれるのです。
原作の中でも、忘れられない儚く悲しいラブストーリーです。
また、戦闘の中で↑義勇さんは覚醒していき
どんどん強くなっていくのですが、
一作ごとにufotableの技術力も
ますます、すごいものになっているように感じています。
泣ける≠クオリティの高い映画
だと私は思っています。
いっぱい泣ければいい映画ってわけじゃない。
そして原作を知らないヒトが
この映画を観て何を感じるかはわからない。
でもでも私は
無限城みたさに何度も劇場に
足を運んでしまうかもしれない。
そんな映画です。
どこかに劇場版の感想を書いたつもりになっていたけど
見つからない。
↓これはコミックについての話を
少しばかり、書いたもの。


