気になった本は
まず図書館にあるかどうかを調べて
あれば予約をします。
予約をしても20人待ち30人待ち
ということはザラにあるので、
図書館から
「予約していた本が来ましたよ〜」
という連絡が来て、それを受け取っても
(はて? ワタシはいったいどうしてこの本を予約したのだろうか?)
と、そもそもの経緯を忘れていることもあるわけです。
この本などはまさしくソレでして😅
手にとってしばらくは
フームと考えてしまったものの、
ともかく読んでみようと
ページをめくっていったのでした。
この本の冒頭に
まえがきに代えて
ということで、中村天風というひとの小伝が載っています。
これがもう、おもしろくておもしろくて!
おもしろいというのは〈とんでもなく興味深い〉という意味です。
こんな人が実在したということの不思議を思います。
歴史上の人物と言ってもいいかもしれない。
で、この天風という人の両親の記述に、
父、中村祐興は、九州、旧柳川藩士、性は剛毅。
母、長子は、江戸神田、小川町の生まれ、性は気丈、顔立ちも言葉も、態度も、さわやかな女性であったという。
ということが書かれています。
これを読んで、
(性は〇〇っていう言い方、カッコいいなぁ)
と思ったのですが、こんなふうに一言に集約した時に自分は、家族は、そして友人たちはどんなふうにあらわすことができるのだろう?
と考えてしまいました。
なかなかこんなふうに言い表せるような人っていないような気がしています。
中村天風という人の人生はまさに波瀾万丈、性格も破天荒で父親以上に剛毅で、若い頃は猛々しい人のように感じました。
あ、そして読んでいるうちに思い出しました。
〈大谷翔平さんが、今よりもっと若い頃にこの本を読んで影響を受けた〉ということを知り、興味を持って予約した本だったのでした。
いやー、なんというか、
すごい人の言葉を、
すごい人たちがちゃんと受け止めて
自分の人生の糧にしているのだなぁ、と
そういう連鎖を感じました。
私は凡人なりに
この本の中で圧倒された言葉があります。
力の誦句
私は、力だ。
力の結晶だ。
何ものにも打ち克つ力の結晶だ。
だから何ものにも負けないのだ。
病にも、運命にも、
否、あらゆるすべてのものに打ち克つ力だ。
そうだ!
強い、強い、力の結晶だ。
言葉というのは
どんな人の方からでたものなのか?
によって、その力強さが変わってくることがあります。
この中村天風という人の小伝を読んだ後に
この言葉を聞くと、
(なんてスゲーことをいう人だ!![]()
![]()
)
と圧倒されてしまうのです。
もちろん、その上で
この言葉を何度も反芻すると
なんだか力を分け与えられるような
そんな気がしてきます。
こういう人が存在するんだ
ということを知りえてよかった、
そういう本でした。

