たまたまラジオから流れてきた
椎名林檎の「木綿のハンカチーフ」を聴いて
不覚にも涙を流してしまいました。
太田裕美の、じゃなくて
椎名林檎の、なんです。
まだ学生だった頃には
ただの流行歌だった歌が
40年以上の歳月を経て
心の中に流れてきました。
リアルタイムにこの歌が流行っていた頃は
〈地方〉と〈都会(東京)〉とが
とても大きな隔たりを持っていたのです。
たった40年!
でもその40年前でさえ、
地方からみた〈東京〉は
特別な場所でした。
そしてこの、
上京にまとわりつくのが
〈変わる変わらない問題〉
です。
歌詞の中に
変わってゆく 僕を許して
とあるように
地元で待つ人々は
旅立った者が変わってしまうことを
とても恐れていたのでした。
そして東京に行った側のワタシは
あの娘は東京に行って変わった
と言われてなるものか
という頑固な反発心がありました。
久しぶりにちょっと会っただけで
変わっただの変わらないだの
ウルセーヨ
みたいな気持ちもあったように思います。
椎名林檎の「木綿のハンカチーフ」を聴いて
上京してきた頃のことが
さまざまなかたちとなって
思い出されてきたのでした。
それと共に心にあるのは
待っててくれるヒトたちのあたたかさ
です。
これはねぇ、
もう〜
いいとか悪いとか
だからどうとか
そういうことはすっ飛ばして
ともかくあたたかい
のですよ。
さだまさしの「案山子」を聴いても
加藤登紀子の「帰りたい帰れない」を聴いても
それから童謡の「りんごのひとりごと」も、
あと、なんだろうね
泣けちゃう歌詞
あるよねぇ。。。
歌謡曲の歌詞を聴いて
心がいっぱいになるのは
どうしようもなさ
と
やるせないほどのあたたかさ
なのだと思います。
あぁ、それにしても
椎名林檎で泣くのかぁ。。。。
