アウトサイドで太極拳のおけいこをしている
リバーサイド太極拳クラブなんですが、
昨年、リバーサイド<図書>クラブなるものができました↓
で、この図書クラブの部長さんが、
「ノジュール」という旅雑誌を持ってきてくれました。
この「ノジュール」は月刊誌で
毎号、豪華な世界の風景写真とともに
各地の名産品や宿などを紹介している雑誌です。
この雑誌のね、2020年5月号に
由紀さおり、安田祥子姉妹のインタビューが載っています。
(雑誌掲載の写真をトリミングしてお借りしました。 写真・大河内 禎)
今さら説明も不要かと思いますが、
由紀さおりさんは歌謡曲の歌手、
安田祥子さんはクラシックの歌手です。
姉妹で童謡・唱歌のコンサートを開くようになったのは
1986年。
そして由紀さんの15周年コンサートの時に
童謡をメドレーで歌ったら反響がすごかったのだそうです。
私は、たぶんその頃のものと思われるアルバムを
カセットテープに録音して持っていました。
小さい頃から童謡が好き
✖️
長年の由紀さおりのファン
であるため、
それこそ擦り切れるくらいに
聴き込んでいます。
で、この「ノジュール」でのインタビューを読んで、
あらためてプロフェッショナルの凄さを実感したんです。
抜粋します。
今の音楽はリズムが主体になっているから、
例えば「が」という音を強く歌う。
でももともとの日本語の「が」は、
「ンが」という鼻濁音。
「春の小川」の「が」がいい例ね。
「オガワ」とはっきり発音するのではなく
「オンガワ」となるのが正しいの。
「春のうららの…」ではじまる「花」は、
1番と2番でもロディーが少し違うんです。
1番では「春のうららの隅田川」で上がるけれど、
2番の「見ずやあけぼの露浴びて」は下がっている。
これは「び」という音をきれいに出すために、
わざと音を下げているんです。
言葉の響きを優先して、メロディーを変える。
作曲した滝廉太郎さんは、
そこまで日本語にこだわっていたのだと思います。
言葉に対するこだわりは、
近年どんどんなくなってきていると感じています。
そういう世の中にあって、
こうやって一音一音を確かめるように
歌い続ける二人の音楽に対する意識は
とても厳しいものだと感じられます。
いったい、いつ頃から
言葉に対するこだわりというものを
考えずに生きるようになってしまったんだろう?
という、自分自身への問いかけとともに
興味深く、このインタビュー記事を読んだのでした。
