とてもオソロシイものをみた ー青空レストランー |      生きる稽古 死ぬ稽古

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ー毎日が おけいこ日和ー
        

「青空レストラン」というテレビ番組があります。

日本の美味しい食材を使って美味しいものを紹介する

という番組です。

 

特に好きでも嫌いでもなく、

なんとなくみていることが多かったこの番組で、

とてもオソロシイものをみてしまいました。

 

たぶんもう二度と、

この番組をみることはないでしょう。

 

前回、この番組では

ラム肉を取り上げていました。

 

「ラムというのは生後一年未満の

仔羊のことです」

というナレーションと共に

小屋の中にいた仔羊たちの映像が流れてきます。

出演者が小屋に入っていくと

ピョンピョンと嬉しそうに

仔羊たちが近寄ってきます。

 

「わぁ〜、とっても懐いているんですね〜」

「そうなんですよ〜」

という出演者と、

その小屋の経営者の人の会話をきいて

私はそのままチャンネルを切り替えました。

 

これはラムという、美味しい肉の紹介番組でしょうか?

それとも、人懐っこい仔羊たちを可愛がる番組なんでしょうか?

 

私はとてもオソロシイものをみたと感じました。

想像力のある人なら

人が好きな、

ピョンピョンと嬉しそうに

近寄ってくる仔羊たちを

ある日いきなりトラックに積んで

さっさと殺して肉にする光景まで

思い描くことができると思います。

 

美味しい肉を紹介する番組で

人懐っこい仔羊たちを映す理由がわかりません。

わぁ、可愛い!

人懐っこいと笑顔で羊を抱く

その演出目的がわかりません。

 

肉を食べる人間として

<その命をいただく>ことの

ありがたさと罪深さは感じていなくてはならないし、

綺麗事を並べてみても現実だというところは否めません。

 

けれどもテレビをつければ

誰でもが目にする、こういう番組で

これからラム肉を食べるという、その番組で

仔羊たちをかわいい、人懐っこいと

抱きかかえるなんていう

デリカシーのなさはあってはいけないことだと思います。