ここにひとつの巾着袋があります。
都内で一人暮らしをしていた頃、
階下に住んでいたサトウさん一家に
猫共々、
大変お世話になって生きておりました。
サトウさんは料理もお裁縫も、
なんでもとっても上手で
私はしょっちゅう、
そのサトウさんの手料理を
ご相伴に預かっていたのでした。
写真の巾着袋は、
そのサトウさんが作ってくれたものです。
これ、ね。
大きさはだいたい握り拳くらい。
なので大きめのおにぎりを一個入れて
持ち歩くのに便利です🙆♀️
最近では、この巾着袋に
おにぎりではなく
携帯のイヤホンと充電コードを入れて
持ち歩いていたのです。
大きさがちょうどよくて、
やっぱり便利です🙆♀️🙆♀️
ある日のこと。
充電コードが見当たりません。
あれ? どこかに隠れてるのかな?
家の中を探したんだけど、
巾着袋ごと見当たりません。
あ〜〜
きっと電車の中に忘れてきたんだぁ🙀🙀🙀
日にちもだいたいの時間も
どこからどこまで電車に乗っていたのかも
わかっています。
最寄駅の改札でどうしたらいいのか
聞いてみました。
駅員さんは、
その場で調べてくれました。
その時間帯の充電コードはいくつか忘れ物があるということ。
おそらく三鷹の警察署に届いているだろう
ということ。
そして、
「もっと詳しく知りたければ
ここに電話をしてください」
と忘れ物専用の窓口を教えてくれました。
三鷹まで取りに行くなら
買った方が早い
ということも考えられるけれど、
念のため窓口に電話を入れました。
窓口の方は、ていねいにきいてくれて、
「コードは何か入れ物に入っていましたか?」
と聞かれます。
「はい、ポーチというか袋というか…」
「黒か紺色で…」
「和柄の模様が入っていて…」
うろ覚えの記憶をたどるワタシ。
「絶対にそうだとは言えませんが、
それなら船橋の警察署に運ばれましたよ。
番号をお教えしますので、
警察にきいてみてください」
↑まさか、またここに来ることがあるとは思わなかった🙀🙀
ワタシ、スイカを落としたことがあって
それを拾ってくださった方がいたんです。
ありがたく、もらいに行ったのですけど
あぁ、また来てしまった〜〜〜😩😩
今回は、本当に
ワタシが落とした物なのかどうか?
ということを根掘り葉掘り聞かれました。
「そのポーチにはファスナーはついていますか?」
「ついてません。巾着ってわかりますか?
巾着袋です」
「その中は何色ですか?」
「赤です」
「イヤホンは何色ですか?」
「白です」
「イヤホンはそのコードに何かついていますか?」
↑これ、要するに音量調節機能がついているかどうかの質問だったんですけど、ワタシは普段、そういう機能は使ってないのでわからないんです。
「う〜ん、ついてなかったと思いますけど、
わからないです」
すると警察の方は、
「う〜ん、所々違うみたいなんですよね。
もしかするとあなたの物ではないかもしれませんが、それでも見に来られますか?
もし、来られるなら、念のため身分のわかるもの(免許証などのこと)と携帯(イヤホンがちゃんと差し込めるかどうか)を持って来てください」
ということで、つい先程、
警察署に行ったわけです。
免許証を提示して
住所、名前、電話を書いて、
ようやくブツと対面させてもらえます。
「どうでしょうか?
これはあなたの物ですか?」
「あーーーっ❣️❣️❣️❣️」
茶封筒の中から出てきたのは、
この世にふたつとない
サトウさんが作ってくれた巾着袋でした。
サトウさん、ありがとう💕
おかげで
〈絶対にワタシのもの〉
だという確信が持てました。
いや〜、
長旅だったねぇ。
ありがとうね〜💕
ちょっと汚れちゃってるみたいだから、
家に帰ったら洗ってあげなくっちゃね❤️❤️


