立つことと、呼吸をするということ |      生きる稽古 死ぬ稽古

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ー毎日が おけいこ日和ー
        

私がやっている太極拳のおけいこは

1時間のクラスが多いです。


最近、その1時間を

立つことと

呼吸をすること

この2つに集中してしまうことがあります。


その日に集まったみなさんの様子をみていて

今日は立つおけいこをしよう

今日は呼吸をみっちりやろう

となるわけです。





太極拳のクラスなので

太極拳のおけいこをするのが当然

なのですが、

私たちがやっているのは

健康太極拳なので

健康であること

健やかであること

をまず一番に考えたいのです。


私自身、スポーツが大好きで

若い頃はたくさん体を動かしてきましたが

自分の身体をことを考えたり、

健やかさとは何か?

と問うたり、

そういうことは、まったくしたことはありませんでした。


太極拳と出会って

身体のことに興味を持ち始めて

身体についての本のイラストを

描かせていただく機会にめぐまれ

素晴らしいボディワーカーの方々から

多くのことを教えていただき

そんな中から

〈自分の身体とのおつきあい〉

ということを

考えるようになりました。


今日も太極拳のおけいこは

立つことと

呼吸をすること

で終わりました。


80歳を過ぎたオジイチャンの生徒さんが

「なんだかやるたびに身体が軽くなります」

と言って目を輝かせています。


肩に入っていた力が

少しずつ少しずつ

抜けていきます。


「肺って、大きいんですよ~。

自分の肺を信頼して息を吸ってくださいね~」

と、背中を触りながら伝えますと、

少しずつ少しずつ

呼吸が深くなっていきます。


「今まで生きてきて肺のことなんか考えたことありませんでした。足の裏のことも、考えたことありませんでした。

いや~~、今日はたくさんのこと教えてもらっちゃったなぁ」

と、にっこり笑って、

ご年配の方らしい、律儀な態度で

「先生、今日は本当にありがとうございました」

と深々とお辞儀をして、帰っていかれました😊


立つことと

呼吸をすること

これは私自身も学びの途中です。

おそらく、学びながら死んでいくのだと思います。


でも、人間として生きていく上で

これはどちらもとても大切なこと。

だからこの学びは、これからもずっと続いていくのでしょう。

より楽に立てるように

より深く呼吸ができるように

学びは尽きないのであります😊