今までに何度も書いてきているし
しかも、そんなこと言われたところで…
ときいたヒトは辟易とするようなことなんですけど![]()
私は食いしん坊です。
食べることが三度の飯より大好き(あれ?
)
私は小さい頃から
まわりのオトナたちから
「食べよ、食べよ」
と言われて育ちました。
特におとうさんからは
ずっと
「食べよ、食べよ」
と言われ続けて育ちました。
私がたくさん食べると
オトナたちはみんな、喜んだんです。
ちょっとお調子者のところがある私は
みんなが喜んでくれると
よけいはりきって食べるようになったわけです。
(おとうさんも私も、あんこは粒あん派です)
そんな私が
小学生の、3年生か4年生のある日、
なぜか白いご飯にお水をかけて
べったら漬けだけで食べる
という暴挙にでました。
その暴挙が、ものすごぉく美味しくて
私の食欲がとまらなくなり
お茶碗に五杯もおかわりしちゃったのです![]()
おとうさんが帰ってきたら
さっそくそのことを報告しました。
たくさん食べると喜んでくれるから
ちょっと自慢げに話したんです。
「おとうさん、私きょうね
ごはんを五杯も食べたんだよ
このお漬け物だけで食べたんだよ」
すると、おとうさんは
突然、怒り出したのです。
「そんなもんだけで食う奴があるか!
もっとちゃんとおかずを食べんとダメだ!」
びっくりする私に、
おとうさんはこんな話をしたんでした。
おとうさんのお兄さんというヒトは
とっても頭のいいヒトだったということ。
そのお兄さんは、好き嫌いが多くて
お漬け物とごはんばっかり食べていたこと。
そうして、そのために
お兄さんは栄養失調で
まだ小さい頃に死んでしまったということ。
「だからなぁ、おまえたちは
好き嫌いをせんで、
何でもたくさん食べんといかんのだぞ!」
私はこの話をきいた時から
会ったこともない
おとうさんのお兄さん
というヒトのことを時折、思い出します。
もう、何十年も前の話なのに
おとうさんのお兄さん
というヒトのことを
いまだに思い出すんです。
かわいそうだったなぁ
とも思います。
頭がよかったのなら、
オトナになってから活躍の場があったでしょうし![]()
バカだなぁ
とも思います。
世の中には美味しいものがたっくさんあります。
それらを食べてみようとすればよかったのに![]()
そして
そんなこと、何にも考えずに
ただ、おとうさんのお兄さん
というだけを思い出すこともあります。
たぶん、おとうさんは残念だったに違いありません。
もっとたくさん、いろんなものを食べていたら
栄養失調でお兄さんが死んでしまうことなんかなかったのに!
そのことが心に残っていたから
自分の娘には
「食べよ、食べよ」
と言い続けていたのかもしれません。
おとうさんは美味しいものを
たっくさん食べさせてくれました。
裕福ではなかったのだろうけれど
食べるものは贅沢をさせてもらったと思います。
美味しく食べられる
ということは
実に実に幸せなことだと思います![]()
私は毎食ごとに
この<美味しく食べられる幸せ>を噛み締めながら
今日もバクバク食べています![]()
(おとうさんは生野菜をあんまり食べなかったけれど
私は野菜も大好きです)

