表参道の、地下のバーで。。。 |      生きる稽古 死ぬ稽古

     生きる稽古 死ぬ稽古

ー毎日が おけいこ日和ー
        

真っ昼間の表参道。

地下のバーに向かうエレベーターに乗っておりました。

 

窓のない店の前に立ち

分厚い扉をあけても

誰もいない。

 

「す、すみませ〜〜ん」

すると奥から声がする。

「は〜〜い」

 

「あの、ランチを食べさせてもらえますか?」

「あぁ、どうぞどうぞ」

 

飲んだくれが目的ではなく

ただの食いしん坊でありました。

 

通り沿いにランチの看板をみつけたので

入ってみたわけ。

 

「熱いお茶がいい?

それとも冷たいの?」

ときかれたので、

あったかいお茶をとお願いして

お茶をすすりながら待っていたら

出て来た。

 

 

いくつかあった中から

唐揚げ定食を注文。

 

「今日はお弁当の注文が入ったから

あわただしくてね。

ちょっと待っててね」

 

なるほど、バーではお弁当の注文も受けているのですね。

 

そうこうしているうちに次から次へと

お客さんが入ってくる。

 

忙しいお店みたいだ。

 

そして唐揚げを一口食べてみて

「え? あれ〜〜??」

と、驚いた。

 

<私が作った唐揚げとおんなじ味!!

 

いや、今まで

何かを食べて、こういう感想を持ったことなど

一度もない。

 

これ、はじめての出会い方びっくり

 

私はレシピ通りに料理を作ったりしないので

いつも同じ味の料理が作れるわけではない。

なのだけれど、

この唐揚げは、

<私が作った唐揚げとおんなじ味!!

だった。

 

なんだか、自分で作ったみたいな気持ちになって

ちょっとハズカシい。

 

量が多いところも私が作ったみたいだった。

なんだろう、この感じ…。

 

五感の中の、味覚について

こういう感覚がでたのって

とっても興味深いことだった。

 

不思議な感慨にふけっていると

みそ汁と切り干し大根まで出て来た。

 

おまけにコーヒーは無料で何倍でも飲めるそうなコーヒー

 

これで800円。

表参道にしては、とてもお安いんじゃないでしょうか?

 

 

これが看板ね。

結局このお店はすぐに満席になって

その後もお客さんがとぎれることなく入ってきましたよ。

 

あ、唐揚げは私と同じ味だけどね笑い泣き

それでいいならね、ぜひどうぞ笑い泣き笑い泣き