はい、↓この講演会についてです。
講演会の後、懇親会を行いました。
鍋をつついてね、楽しく語り合いましたよ。
その時に、良平さんに言ったんです。
百カ国以上の国を旅してきたことは
とてもこの本一冊にはおさまらないだろう、と。
そんな中で、
どうしてもはしょらなければならなかったこと
7日間、ただひたすら自転車を押した、とか
2日間、誰とも会わなかった、とか
3日間、ただ走り続けた、とか…。
あ、これは本文のままじゃありません。
これはただの例え、ね。
こう言った記述が、いろんなところにあるんです。
私はこの
<ただ走り続けた>
<ただ押していた>
という、その日数や距離やそのすごさに驚きながら
そして、この<ただ○○していた>という記述の行間にこそ
世界一周の中で良平さんが
ご自分の人生を切り開いて来たすごさがあるのだと思っています。
そのことを話しましたらね
膨大な、その一人の時間の中で
ものすご〜〜〜く
自問自答されたのだという話をしてくれました。
旅をはじめた当初は
そのままどこかで果ててもいいと
旅先で死んでしまってもいいと
そういう思いもあったのだそうです。
だけど旅を続けるうちに
たくさんの人々との出会い
(それはいいにつけ悪いにつけ…)
応援してくれる方々の思いを肌で感じて
世界中の人々の笑顔の力に圧倒され
そして、なによりも
一人で自転車をこぎ、押し
一人で前へ前へ前へ…
何時間も何日も何ヶ月も何年も
一人で前へ前へ前へ…
という、その
ものすご〜〜〜〜く長い
自問自答の時間の中で
自分の人生や
自分の<生>そのものや
あるいは、もっと具体的な
帰国してからのこと
将来や未来と呼べるものについての計画
などなどなどが
わきあがり、
練られていったのだそうです。
「スマイル」という本の中には
世界中を旅した良平さんからの
多くの国についての情報も
それぞれの国での人々との出会いも
そして国による環境や慣習の違いも
旅の間に起こった様々な出来事も
たっくさん書かれています。
それだけでも充分に読み応えがあるのですが
そこに書ききれなかった
行間に込められた
長い長い自問自答の一人の時間についても
こうしておききすることができました。
一人の時間
自分との対話
人生の計画…
世界中を旅することができなくても
私たちにもできることがあるかもしれない
自分と対話することの大切さ
それを考えていきたいなぁと
思ったのでした![]()

