しょっぱなの、スマンガット・バルという曲で、
いきなりタマシイをもってかれました〜![]()
グンデルワヤンという楽器は、
バチが円盤みたいな形をしていて、
左右別々のリズムをたたくのだそうです。
しかも別々のリズムをたたきながら、
同じ手の付け根あたりで先に打った音をミュートする。
音が光の粒になって弾け散ったかと思うと、
たくさんの音が入り交じり、
多色刷りのタペストリーのように広がったりします。
そこに打楽器が加わり、
ヒトの声が入ります。
この曲は、打楽器クンダンの奏者でもある
イ・クトゥット・ラヌス氏の作曲。
「古典の芸術は、
生命を失った単調なものとして見られるべきではなく、
時代とともに発展していくものでなければなりません」
ということを、彼はパンフレットに書いています。
今回のライブでは、
このラヌス氏の作曲した曲、
伊藤祐里子氏(トモダチFです)の作曲した曲、
そしてスカワティ村の伝統曲
が演奏されたわけですが、
どの曲が昔から続いている曲で、
どの曲が新しいものなのか
きいているだけでは、まったくわかりません。
それはラヌス氏が言うように、
古典の芸術を、生命を失った単調なものにしない
ということに心血が注がれているからだと思うのです。
そうして一方で、
ラヌス氏、祐里子氏ともに、
伝統に則った曲作りをしながら、
そこに新しい息吹を吹き込んだ
曲作りをしているということでもあるのでしょう。
今回のステージでは、
インドネシアの村に続く伝統と、
今を生きる奏者との見事な融合がありました。
会場が、なぜか拍手の音を吸い込んでしまうので、
私はできる限りの大きな音で拍手をしたのですけれど、
なんだかちいさな音しか響きません。
お客さんたちの中には、
同じように感じたヒトもいらっしゃるのではないかしら![]()
拍手喝采で![]()
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奏者、演者のみなさんを讃えたかったなぁ![]()
彼らの耳に届いた何倍もの拍手が、
この演奏を聴いた私たちの中に鳴り響いておりましたよ![]()
私はすっかりワヌス氏のファンとなって
帰途についたのでした。
