大橋巨泉さんが亡くなり…
昭和ヒトケタ世代と呼ばれていた方々が、
この地球上から姿を消していきます。
自分のオヤも、オジサンオバサンも、
昭和ヒトケタがいなくなってきました。
よその国のことはわかりませんが、
日本において、<時代が変わる>ことはまちがいありません。
私はお葬式で、そのことを感じています。
家族葬雑感
家族葬雑感 その2
これらの記事でも書きましたが、
昭和ヒトケタが持っていた
<浮き世の義理>だの、
<まわしてちょうだい回覧板>だの、
<世間体>だのといった言葉は姿を消して、
<あんまりヒトに知られずにひっそりと>
という親戚や、まわりのヒトとのおつきあいが増えました。
家族葬って、一つの象徴かと思うのです。
つまり、昭和ヒトケタへの反動ですね。
<義理を欠いちゃあ生きてはいけぬ>といった考え方に、
私もずいぶん、反発しましたもの

でもね、最近いろんなお葬式の話をおききしていて、
こんなことを感じたのですよ。

昨日の【ジブツタオンライン】でも、お話させていただきました。
お葬式ってね、
亡くなった方
亡くなった方を看取った方(つまり喪主さんとか、その家族)
亡くなった方を悼む方(親戚とか友人知人)
この三つのバランスが大切なのではないのかなぁと思うのです。
先ほど反動と書いたのは、
口うるさい親戚づきあいとか、
義理だけで集まった関係性のばかばかしさとか、
隣近所の噂話とか、
そういうものにうんざりしてしまった世代が、
亡くなった方を悼む方(親戚とか友人知人)
というところを排除していこうとした一つの動きが
家族葬にはあるんじゃないかと思ったのです。
お葬式の規模が小さくなっていくことによって
私の耳にきこえてきたのは、こうした
亡くなった方を悼む方(親戚とか友人知人)
からの無念の声だったのです。
あのね、わりとね、
今のオジイチャンオバアチャン世代の方は、
亡くなった方を悼みたい
亡くなった方から受けた恩にお礼を言いたい
亡くなった方に一目お会いしたい
亡くなった方の前で手を合わせたい
そう思っているヒトって多いのです。
そこをザザ〜〜ンとないものにされてしまうことが、
とっても無念だと感じてしまう方が多いのです。
<バランス>と書いたのは、まさにココ

むずかしいところですが、
亡くなった方を悼む方(親戚とか友人知人)
のところを無視したかたちの家族葬をやってしまうと、
どこかで無念の気持ちが置き去りにされてしまいます。
かといって、
亡くなった方を悼む方(親戚とか友人知人)
を重視し過ぎてしまったら、
介護で疲弊している家族が、ますます疲れてしまいます。
この三つのバランスがとれたお葬式では、
どこか清々しさが残ります。
「あぁ、今日は本当にいいお葬式だった
」実際に、こういうことを口にする方っていらっしゃるのです。
これからオヤを看取らなくてなならない世代のみなさま、
どうか、このバランスを考えてみてくださいね。

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