人を育む野球部(^_^) |      生きる稽古 死ぬ稽古

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ー毎日が おけいこ日和ー
        

プロ野球も、高校野球も、軟式野球も、

普段、野球はみない。

興味がないからではなくて、

興味のあるチームがあると、

夢中になっちゃうからである。

けれども、たまたまつけたテレビ画面で、

前のめりになってみてしまうチームと出会ってしまった。

高校野球、「健大高崎」というチーム。

通り一遍の高校野球とはどうも違う気がして、

久しぶりに、このチームの試合展開にトキめいた。

そこで、この学校のことを検索してみた。

野球部ができて、まだ10年ちょっと。


健大高崎は人を育む野球部であり、

併せて甲子園出場も目指しています。


HPの冒頭には、こんなことが書いてある。

そうなんだ、甲子園に出場することが目的というより、

人を育むことと<併せて>なんだね目


いったいこのチームの何に惹かれたのかというと、

緻密さと奔放さ、

そしてゼロから構築しなおしたような

高校野球というものの理論と戦略。

野球というのは、出塁の積み重ねで点を重ねる。

守備のボールが塁に着くより早く、

自分の足がベースにさわる。

というような、野球というスポーツの大元の理論から

再構築したような野球を展開しているのだ。

高校野球とはこうあるべき!といった

既成概念からも大きく逸脱している。

だからマスコミに騒がれるような

ホームランバッターも、

豪腕投手もいない。

絶妙なバントをし、

出塁を重ね、

コツコツのくりかえしで点を重ねていく。


個人的に、私はバントのうまいチームが好きだ。

バントの技術が高いチームというのは、

野球のこと、自分のことを、

よく知っている。

「健大高崎」バントがうまい。

そしてこのチームは、実によく走る。

で、俊足ぞろいのチームで、

主砲である4番打者は足が速くない。

「お前は無理して走らなくてもいいって言われています。

打つことでチームに貢献しろ…と」

インタビューに答える選手をみて、

(強み、使いまくりのチームだなぁ)

と感心した。

俊足の人は、どのタイミングで盗塁をはかるかを考える。

足が速くない人は、打つことで別の貢献を考える。

いいよねぇ、ワクワクするニコニコ

このチームのトレードマークは

「機動破壊」という言葉。

これはチームの造語だそうだ。

戦国武将の旗印みたいなもんですね。

「機動破壊」とは常に相手にプレッシャーをかけること。

「機動破壊」=盗塁

って思われがちだけど、

別に走らない「機動破壊」の戦略は、

きっといくつも持っているのだと思う。

走ることはただの戦略のひとつ。

コーチが10人もいて、

その中には体幹ケア、理学療法士、ストレッチ、

スキルアドバイザーや、情報科の教師などなど、

多方面から、選手のスキルアップを目指しているのがわかる。

このチームの選手たちは、

野球から離れても、自分の道を決める時にも、

この高校時代に培ったものは、

ものすごく役に立つことだろう。

小学校の、中学校の、高校の、

部活って何だろう?



ということを、私はずっと考えている。

自分なりの落としどころが欲しいと思っているのだ。

なので、この「健大高崎」という

チームが目指している野球には、

部活というものの、一つの<こたえ>があるような気がして

ものすごく惹かれるのだった。