病院でのやりとりについてききました。
パーキンソン病と加齢で嚥下困難な88歳女性。
先週、平穏死目指して点滴せず、
経口摂取だけで様子を見ることになりました。
そんなに水分も取れないだろうから、
6月いっぱい持つかどうか。
そういう状態での、
Dr.マッキー
と患者さんを看取られる立場の方
との会話です。

先週は、自分より長く生き残ってしまうと困ると思ったんですが
死んでほしいとは思っていないんです。
元気になってほしい。
みんな点滴しているから
(他の患者さんが点滴をしているのをみて)
うちもしてほしい。
水分と栄養を入れてほしい。
どういうお気持ちで、ですか?
弱ってきているから今月中に死んでしまうなんて後悔すると思うんです。
どなたが後悔されるんですか?
・・・・私が後悔すると思うんです。
点滴したら元気になりますか?
私は医療のことはわからないからお任せします。
それは、
さんがしてほしいようにしますよ。医療の問題を超えた選択ですから。
手からの点滴だと水分だけしか入りません。
水だけ与えて様子を見ていることになります。
カロリーを入れるなら胃瘻か高カロリー輸液です。
胃瘻のほうが自然な吸収になるので身体には優しいです。
が、おなかに注入口ができます。
高カロリー輸液なら
点滴ルートからの感染リスクもあるし、
直接血管に栄養を入れるという
人工的な方法なので身体に負担になることもあります。
また、身体が変形しているので
うまく入るかどうかも分かりません。
栄養や水分を入れても
身体が利用できなかったらしんどくなることもあります。
医療はわからないので、どうしたらいいかわかりません。
お任せします。
任されたら、現在のまま、点滴せずに様子を見て
口から水分が取れなくなったら
そこまでとします。
おそらく6月いっぱい
持つか持たないかでしょう。
それは困ります。
では、どうしてほしいですか?
医療のことはわからないので・・・・20分ほど同様の会話を繰り返して
水分だけの末梢点滴をすることで
落ち着いたそうです。
でもDr.マッキーが言うのは…
こういう状態で点滴すると漏れるし、
差し替えで内出血増えるし、刺すたびに痛いし、
点滴した水分を利用しきれなかったら浮腫むし・・・・・
ご家族のご希望とあればやらせていただきます。
ご本人さんとは意思疎通できませんから……。
と、かなりやりきれない感じ。
さんの立場としては、どうしたらいいのかわからないし、
お医者さんにおまかせしたいのだけれど、
そのために、
自分がそうして!と言ったために、
患者さんが早く死ぬのだけはイヤだ

早く死んでほしい訳じゃない。
そんなふうに思われたら心外だ。
私は少しでも長く生きていてもらいたい…。
死ぬ方向に手助けするのはイヤ。
自分が後悔するのはイヤ。
みんなと同じでないとイヤ。
…………あれ?
患者さん、本人は?
本人のご希望はどうなんだろう?
看取る立場の方の、
ツラいお気持ちはわかります。
でもね、もしかしたら、
患者さんは、もう、
あちらにいきたがっているかもしれない。
楽になりたがっているかもしれない。
わからない、あくまでも想像ですけど…。
むずかしいですけれど、こういう時に、
相手の気持ちを想像できるかどうか?
コレも必要なことなのかも…と、
思ったりするのです。
むずかしい、この看取りについて、
将来あなたを
看取ってくれるかもしれない人と、
少しだけ、話し合ってみませんか?
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