フランスとナヴァールの王アンリ4世 | - ライフメソッドアドバイザー 山下純子 Times -

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表面:《フランスとナヴァールの王アンリ4世(1553~1610)》
裏面:《ケンタウロスと闘うマルス》
 
フランス1601年
9.6×7.6㎝
パリ ルーヴル美術館
 
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古代の肖像においては、
支配者を神や英雄の姿で現す事がよくありました。
アンリ4世はそれを再現しています。
 
表面はアンリ4世。
スフィンクスを頂く兜を被り、
フランス王家の象徴であるユリの花の紋章が刺繍された布を帯びています。
 
裏はアンリ4世自身を軍神マルスに例えてケンタウロスを打ち負かしています。
 
ケンタウロス一族はギリシャ神話ではとても賢い半人半獣です。
ケンタウロス一族のケイローンは医学の祖と言わる医術の神アスクレピオスを育てたと言われますし、
アキレウスなどの英雄を育てたとも言われます。
 
そんなケンタウロスを何故に打ち負かすの?と、疑問を持ちませんか?
 
1601年サヴォワ公と敵対していたアンリ4世ですが、
そのサヴォワ公が紋章として採用していたのが賢者ケンタウロスでした。
非常に政治的な要素が濃く表されているメダルです。
 
さて、アンリ4世という人ですが、
とても良い国王でおられたようですよ。
 
国内外はもとより、
反対派貴族にも武力弾圧をさけ交渉を得意とした人でした。
時に賠償金の支払いさえ辞さなかったそうです。
国民からは「良王アンリ」と呼ばれ絶大な人気がありました。
 
 

それでは又、次回のルーブル美術館展ブログをお楽しみに♪

 

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