東京。六本木。
国立新美術館で10月10日迄開催中の特別展。
本日ご紹介するのは
ヤコポ・バッサーノ
「ノアの箱舟に入っていく動物たち」
1580-90年頃
油彩/カンヴァス 133×119㎝
ヴェネツィア アカデミア美術館
ヤコポ・バッサーノという人は
動物の描写がとにかく上手いのです。
この作品は
旧約聖書「創世記」にある
ノアの箱舟の物語の1シーンです。
つがいの動物たちが箱舟に乗り込んで行っています。
この絵の前に立つと
動物の鳴き声やにおいまで漂ってくるようです。
絵の下の方には動物たち。
そして絵の上の方には鳥たちもいます。
見事な動物描写に惚れ惚れします。
ずっと観ていても飽きない絵の一枚です。
絵の全体を観ると
下の方は明るい色を使い
中段から上段に暗めの色を持ってきて
尚且つ、山々と地面をグリーンで見事なまでに陰影をつけながら
一枚の絵の中に広がる空間を演出しています。
人間たちが忙しなく動く様子までをも感じる事ができます。
ヤコポ・バッサーノ
私が大好きな画家の一人です。
「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」は
10月10日までです。
東京にお住いの方は
是非に足を運ばれてみて下さいね。
私の解説で観たい方は
是非にご一緒しましょう。
ライフメソッドアドバイザー 山下純子


