古代ギリシャ展:よもやま話⑩「乙女座」 | - ライフメソッドアドバイザー 山下純子 Times -

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2016年9月19日まで
東京国立博物館にて開催中の

人生アドバイザー純子さんの
今日の美術品能書きブログは
よもやま話⑩「乙女座」

西洋占星術では
私達一人一人の生まれは
12星座で区分されています。

12星座には
それぞれにギリシャ神話があります。

今の星座は
8月23日~9月22日迄の乙女座です。

今日のブログでは乙女座のお話しを致しましょう。

乙女座の乙女とは
豊穣の女神デメテルの娘ペルセポネであり
冥界の王ハデスの妃の事です。


豊穣の女神デメテルは
オリンポス12神の一人です。
自分の美しい娘ペルセポネを溺愛していました。
娘が可愛くて可愛くて仕方なかったんです。

ある日大事件が。

「何するのー。やめてー。」
ペルセポネが冥界の王ハデスに連れ去られてしまいます。


(この作品は来日していません。)

娘がいなくなった母デメテルは嘆き悲しみ怒り爆発。
仕事を放棄してしまいます。

地球は大飢饉になりました。
豊穣の女神が仕事を放棄したのですから
作物が実らなくなって当然です。

神々は人々の祈りと捧げ物で生きています。
飢饉で人間がどんどん死んでいくのですから
それらが無くなっていきます。
神様達も困惑しました。

大神ゼウスがヘルメスを遣わし
冥界ハデスにペルセポネをデメテルに返すように説得しました。
「娘を返さないと人も神も全滅するぞ。」と。

渋々ハデスは納得するのですが
娘を返す時に
ハデスは12粒のザクロをペルセポネに差し出します。

ペルセポネは
ザクロを4粒食べてしまいました。

冥界の食べ物を口にしてしまったら
冥界に留まらなければならないのをペルセポネは知らなかったのです。

12粒のうち4粒を食べてしまったペルセポネは
4ヵ月間だけを冥界の妃として過ごし
残り8ヵ月を母デメテルと過ごす事になりました。

4ヵ月間、娘と過ごせないデメテルは
悲しさのあまり仕事をしません。
それが作物の実らない冬となった説があります。

「ママーただいまー。」
と、ヘルメスに連れられて返ってきたペルセポネ。


(この作品は来日していません。)

連れ去られてしまったものの
冥界の食べ物を口にしてしまったので
4ヵ月間はハデスと過ごさないといけませんが
残り8ヵ月は里帰りできるペルセポネ。

冥界の王ハデスは
ペルセポネを娶ってから
オリンポス12神の中では浮気もせずに
彼女を大切にしたそうですから
ひょっとしたら良い結婚だったのかも?しれません。

私は「娶る」の漢字を観る度に
ハデスとペルセポネの話しが頭を過ぎります。
妻を迎える事を「めとる」と言いますが
女を取るで「娶る」なんですよね。

現在の星座
乙女座の乙女とは
豊穣の女神デメテルの娘、
そして冥界の王ハデスの妃ペルセポネの事でした、と言う
ギリシャよもやま話でした。


の解説付きでギリシャ展を鑑賞なさりたい方は

お早めにお申込み下さいね。


では明日も純子さんの
古代ギリシャ展の展示品&歴史話ブログで
お目に掛かりましょう。