2016年9月19日まで
東京国立博物館にて開催中の
人生アドバイザー純子さんの
今日の美術品能書きブログは
「抱擁するエロスとプシュケ」
Eros and Psyche embracing
紀元前1世紀初め
マケドニア地方 ペラ アゴラの陶器工房出土
粘土
高8.7㎝
鳥の翼を持つのはエロス
肩に蝶の羽が乗っているのはプシュケです。
何とも可愛らしい二人です。
私がご案内するクライアントさんは
皆さんが「可愛い~。」と、おっしゃいます。
エロスとプシュケの話は
ヘレニズム文化において
よく取り上げられる題材の一つです。
2016年4月12日~6月19日まで開催していた
黄金のアフガニスタン展に足を運ばれた方は
エロスとプシュケのメダイヨンが
展示されていたのを記憶にある方もいらっしゃるでしょう。
蝶の羽を持つプシュケを抱きしめるエロスです。
1世紀の物です。
アフロディーテの息子であるエロスは
母に反対されながらも
プシュケとの愛を貫き永遠に結ばれました。
まさしく純愛です。
プシュケはギリシャ神話に登場する美しい娘ですが
蝶の羽を持った形でよく表されます。
古代ギリシャ語で
プシュケとは心・魂・蝶の意味を持ちます。
ですから
プシュケは蝶の羽を持つ形で登場しています。
プシュケは人間の娘です。
エロスとプシュケの愛に心打たれたゼウスは
プシュケを天界にあげ彼女に永遠の命を授け
エロスと結ばれました。
今もきっと天界で
二人仲良くしているのでしょうね。
めでたし!
国立博物館で開催中のギリシャ展も
残すところ1ヵ月程です。
私の解説付きで
ギリシャ展を鑑賞なさりたい方は
お早めにお申込み下さいね。
では明日も純子さんの

