手術を受ける予定の患者さんには
事前に診察&説明します。
診察の中で、普段の生活強度などを伺います。
以前、とある患者さんが…
その診察でいつものように普段のご生活のことを伺ったとき、
表題のように仰いました。
90代の女性です。
『10年前は、家でお茶を教えてたのよ
こんなことになって…』
わたしが、思わず
こず枝:『そうなんですか!流派はどちらですか?』
と、食いついて
しまいました。お茶名は、宗○先生とおっしゃるそうです。
こず枝:『宗○先生なんですね!わたしは表千家でお稽古してるんです』
患者さん:『そうなの~ 教えてるの?』
こず枝:『とととんでもありません!教えていただいてます』
患者さん:『そうなの。あのころはよかったわ。
みなさんが習いに来てくれて、家が賑やかだった…』
いま90代ということは、80代までお茶を教えてらっしゃった先生…
お稽古は、すべてお炭でされていたそうです。
(お茶を点てるお湯を沸かすお釜を、電熱ヒーターではなく
炭で火をおこしてすることです。
かなりの手間と費用がかかるそうです~~
)お茶事もされていたそうです。
その先生が、こうして、患者さんとして目の前にいらっしゃる。。。
うまく言えませんが、ずしーーんと、感じるものがありました。
ああ、久しぶりに、思い出しました。
お茶をしていなかったら、『お茶を教えていたのよ』という
一言に、特に反応しなかったでしょう。
そして、いろいろ考えることもなかったでしょう。
さあ、今日も仕事をがんばります

