岩波少年文庫
「おばあさん」ネムツォヴァ作この本は、手放したら二度と出会えない気がして、取ってあったのです。
タイトルは色褪せて、読み取れないほど。
内容はすっかり忘れています⤵️
40数年ぶり!に開いてみると、こういう文から始まっていました。
「おばあさんにはひとりのむすこと、ふたりの娘がありました。(中略) おばあさんは、家の中でひとりさびしく暮らしていたのではありませんでした。村人たちは、おばあさんにとっては、みな兄弟姉妹でしたし、おばあさんは村人たちに取っては、お母さんであり、相談相手なのでした。」
そして、おばあさんは、ウィーンに住んでいた娘から、今度近くに引っ越すのでおばあさんにもそこに永住してもらえないか…という手紙が来て、おばあさんは迷った末に村を出て、娘や孫たちと暮らす決意をするという話でした。
ネムツォヴァは、訳者の栗栖継さんによると、「チェコの近代小説の基礎をつくったと言われるほどのえらい作家」でたくさんの小説、物語を残しているのですが、「おばあさん」は作家の実のおばあさんについて書いた本で、チェコでもっとも愛読されている本だそうです。
ほがらかで愛情深いおばあさんの魅力的なこと✨
読み始める止まらない!
亡くなった義母にどこか似ていて…ああ、こういうおばあちゃんが、どこの国でもいつの時代も家庭を支えてきたのだなぁとしみじみ。
実は、この本がチェコで出版されたのは、日本の江戸時代(安政二年)というのですから、驚いてしまいます。
ちなみに日本で初版が出たのが1956年(約100年後)。私の手元にある本は、1975年の第12刷。
残念ながら絶版になっていますので、ご興味のある方は図書館で探してみられてくださいね!
子供の頃の私がこの本のどこのに感動したのか、今となってはわからないのですが…
ふたたび開いたのが、自分が孫を持つ年頃で、自分も正真正銘のおばあさんになってからというのが、面白いなぁ〜と思います笑
50代で孫を持つというのは、祖母や母世代と比べると決して早すぎるというわけではないのですが…そこに至るまでは、子育てと介護で頭がいっぱいで💦
番外編の人生を生きている感覚?
まだまだ本格的なおばあさんとしての覚悟も安定感も足りないと、「おばあさん」を読みながら反省したりしています。
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