全国大学入試問題正解(国公立大編)に、気になるライティングの問題があります。
一橋大の自由英作文です。
ちょっと珍しい手紙を書くというもの。
問題数が少なく、ハイレベル&記述型という意味では、京大と双璧の一橋大の英語。
今回の自由英作文は、指定された相手に手紙を書くという珍しい形式。
与えられた選択肢の中から1つを選び、100-130語で書くように指示されています。
選択肢は、以下の3つです。
①「3年付き合っている相手が自分の誕生日をすっかり忘れていたことに対して、相手にどれだけがっかりしたかを伝える」手紙。
②「夏休みにニューヨーク旅行をしたときに乗った飛行機で、トラブルが数々あり、せっかくの休みが台無しになった事に対して航空会社の社長に苦情を言う」手紙。
③「いつも家にこもって、テレビを見たり、ゲームをしたりして、外に出たがらない、人に会いたがらない友達に、こうしたらいいのにとアドバイスする」手紙。
(こんな問題が出るとは思ってもみなかった…高校生の心の声が聞こえてきそうです。)
ちなみに2016年の自由英作文は、与えられた3つの絵のうち1つを選び、英語で説明する問題。
2015年の自由英作文は、与えられたトピック2つと絵1つから選ぶというもの。
ここ三年、毎年傾向が変わるというのは、受験生泣かせの出題といえます。
しかも今回の問題、それぞれに書きにくいポイントがあり…。選択肢それぞれの難しさがあります。
①は、相手に対する文句にならないように。
②は、問題のあることを具体的に、客観的に。
③は、押しつけがましくなく、前向きで、相手の心を動かせるような提案をするように。
与えられた時間は、全体で120分。大問は5題。
自由英作文はその中の一つで、かけられる時間は30分前後と思われます。
これなら…と思うものをさっと選び、構成を決めたら、あまり考え過ぎず、シンプルで無難な表現を選び、そこそこ説得力のある文章にさっさと仕上げる、そういう気軽さで取り組むしかありません。
(考えすぎて、文の途中で終わったり、手つかずだったり、ということは避けたいものです。)
英語の文章は、なによりも前向きな文章で終わること。
自分が勉強した形式に当てはめ、いま自分ができる最大限を出せれば、それで充分です![]()
大改革前にも、どんどん変わり続ける英語の入試問題。
予測できない変化もあるかもしれませんが、新しいものを拾い上げ、見ていくことで、少なくとも頭が真っ白で手付かずという状態は避けられるのでは…と思ったりもします。
新しい問題の一つの見本として、今回は、一橋大学の自由英作文。
今月になって読んでいただくことが増えてきた記事の再編集です。
必要とされる方のご参考になりますように。
