「化物語」西尾維新

ストーリーとしては、春休みに吸血鬼に襲われたあららぎくんが、
戦場ヶ原ひたぎが「怪異」に出会い、その「重さ」を根こそぎ持っていかれ、
2年間も友人も作らずにいたことを知り、

「助けになれるかもしれない」

と自身が吸血事件のときに助けてくれた「忍野メメ」という専門家にひたぎを
引き合わせ、そして見事、ひたぎは「重さ」を取り戻す。

という、単純な話なのですが。

出てくる登場人物それぞれが、それぞれに濃いのですよ。

戦場ヶ原は「ツンデレ」
しかし、並みのツンデレではないでしょう。

あららぎくんは出会いがしら、ひたぎの秘密を知ったとたん、ホチキスで口腔内を綴じられてしまいます。

あららぎくんはやたらツッコミがうまいです。
その経験からか、誰にでも優しい。

忍野は常にアロハでやたら軽いという、妖しいおっさん。

その話の他にも、迷子のまよいちゃんが主人公の話や、ひたぎちゃんの後輩にあたる、神原の話。

いろいろあるし、シリーズなので、どんどんいろんな物語が展開していくのですが。

あららぎくんのツッコミに見とれていると、はっと気づいてしまいました。

しかも、シリーズ三作目、偽物語で指摘されてから。

「あららぎくんて、ギャルゲーの主人公なんだ」

そう、登場人物は、あららぎくんと忍野さんを抜かすと女子ばっかなのです!!

登場人物は相も変わらず濃いので、面白いのですけどね。

タナトスシリーズに引き続き、ハマった作品です。