手渡したい温もり | Mi piace 生パスタ教室 BLOG

手渡したい温もり




温かな食卓、というものを
わたしは小さい頃から
囲む機会がありませんでした。




両親が揃っていた頃は
いつも暴力的だった父の
怒りに触れないように怯えていたし


そんな父とふたりきりになってからは
まだ小学校低学年だったので
料理はまだ出来ないし

父は仕事で帰りが遅いので
近くの定食屋さんで
わたしひとりで食事をしていました。

定食屋のおじちゃん、おばちゃんは
いつも優しかったなー…




その後、父が再婚したお相手は
糖尿病で
父が在宅のときは
父だけ別メニュー

父が不在のときは
とても質素な料理と量で
食べ盛りのわたしには足りなかったのと

父不在だと
彼女は一切わたしと口を聞かないので
無言の食事

父が居たら居たで
相変わらず威圧的だったので
まるで刑務所で
監視されながらするような食事









やっと一人暮らしをして
初めて好きなものを好きなだけ
食べられる生活にはなりましたが

それまでの生活で
温かな食卓を知らないわたしは
日々、何が食べたいかも
よくわからないし
数々のお皿が並ぶ食卓も
未経験なため
おかず一品で済ますことばかり。





そんなわたしが
何故か
料理を仕事とする旦那さんに出会い

イタリア料理修行に同行し

一緒にお店をやることになりました。


だけど外食という仕事をしていると
日々忙しく
旦那さんと一緒に食卓を囲む時間は
かなり少なかったと思います。








そして10年前、旦那さんが急逝してから
またひとりで食事をする生活になり
ますます
食べることへの貪欲さは無くなりました。




そんな人生だったので
わたしは
「料理が嫌い!」と思っていました。

とにかく面倒だし
そもそもメニューが考えつかない!

ひとりで食べる食事なんて
不味くなければなんでもいい。

あ、料理嫌いだけど
コンビニやお惣菜はあまり好きじゃないという笑笑


だから嫌い!

そう長いこと思っていました。



そんなわたしが奇しくも
料理を教える仕事に携わることになり

ずいぶん悩んだ時期もありました。




嫌いなのに…

温かな食卓を知らないのに…

そんなわたしが教えるなんて
おかしくない?

そんな風に思っていました。








だけど

生パスタは
そんなわたしに
いつも寄り添ってくれました。


料理は面倒、と思うわたしにも
生パスタを作るのは
工作みたいで楽しいし
何より簡単だし


ソースに至っては
本当にシンプルだけど
生パスタと組み合わせると
ほんとに美味しい。


そう、ひとりの食事でも
わたしは
わたしの作った生パスタを食べると
とても豊かで温かな
気持ちになれたのです^_^




温かな食卓を囲んだことがない
わたしが
時には
自分で作った生パスタを食べて
その優しさに
泣けてしまうことも、、、




今でも料理は好き、とは
まだまだ言えないわたしですが

生パスタは
自分のために作ってあげたくなるのです。





だからこそ、
家族や大切な方のために
そして何より大事なあなた自身のために
生パスタを作って食べる豊かさを
手渡したい。




そんな想いで
皆さまをお待ちしています。



今日はなぜか
こんなこと話してみたくなりました。





ご予約お申込みはこちらから^_^