超実写版ライオンキング見てきましたしし座

我々アラサー世代がアニメ版ライオンキングを観たのは小学生ランドセル
感受性が最も鋭いであろう時期に見たせいか、ライオンキングに対する思い入れがかなり深い人も多いのではないのではないでしょうか?

私はそうです!ニヤニヤ

アラジンや101匹わんちゃんなど名作ディズニー映画にそりゃもう楽しませてもらいましたが、私はその中でもライオンキングが大好きでした。

だからこそ今回の超実写版の期待値は高かったものの、若干の不安もありました。

でも、アナ雪、美女と野獣、マレフィセントなどここ最近の映画もとてもクオリティが高く面白かったので(娯楽映画にありがちなご都合主義には多少目をつぶるとして)、今回もいい意味で期待を裏切られる面白さがあるのでは?と思い、見てみることにニヤニヤ


以下、ネタバレありの感想です。

これから見る予定で、ネタバレ断固拒否!の方はご注意を!注意
あと実写版に大満足!なんの不満もないっす!という方も危険です!笑い泣き




それでもオッケー!な方、良かったら暇つぶしにどうぞ!
















超実写版はアニメ版の流れをほぼ踏襲していたので、懐かしい気持ちに終始浸っていました。

ちなみに、ライオンキングを見たことがない方向けにざっと粗筋を説明すると、サバンナ(プライドランド)を統治するライオン、ムファサの息子として生まれたシンバが、叔父ライオンの陰謀によって父を殺されたり、サバンナを追放されたりと挫折を味わうも、仲間たちの助けを借りて、自身の運命に向き合い、サバンナの秩序を取り戻す……というジャンプっぽい、友情、努力、勝利!的お話です。


これは完全に私の好みの問題なんですけど、吹き替えにはなるべく本職の声優さんを使っていただきたい派です。

大和田さん(ムファサ。主人公の父。アニメ版と同じ方が吹き替えされてます(感涙))、根本さん(ザズー。執事の鳥)など元々吹き替えに慣れている方たちの演技はすんなりと受け入れられたのですが、やっぱり本職が俳優の方達の演技にはかなり、違和感がありました滝汗ファンの方すみません……みなさん歌は上手でそこは聞き惚れましたウインク

いや、もしかしたらアニメ版ライオンキングを知らなければそこまで違和感はなかったのかもしれません。

あるいは、これが「超実写版」でなければ……

写実的なので、当然、アニメよりも表情が乏しいんですよ真顔
だから、一発目、喋るライオンにかなり違和感ありました笑

アニメだとデフォルメされてるので喋ろうが歌おうが別に変に思わないんですけどね。

あと、アニメ版と同じところで同じ歌が始まるほど、本当に同じような構成で話が進んでいくので、なくなったセリフや変わったエピソードがすごく目立ちました。


例えば、シンバ(主人公)とナラ(ヒロイン)が成長後再会するシーン。

アニメ版でも実写版でも、幼少時の喧嘩で、ナラが「私の勝ち!」と二回言うんです。で、アニメ版では、成長後の再会時に「私の勝ち!」とナラが再度言うことで、この不意に出会ったメスライオンが幼馴染のナラだとシンバが気づくんです。
実写版だと、再会時の「私の勝ち!」がなくなってました。
なので、いきなり、シンバが「ナラか?!」と言い出すので、唐突感半端ない。

子ども時代の喧嘩の伏線が回収されてないわけです。
少女漫画だったらありえないミスですよ!(?)


あと、シンバがラフィキ(賢者のヒヒ)に導かれて、亡き父の姿を見て、声を聞くシーン。
アニメ版でも感動する名シーンなので、実写版でも美しく演出されておりました。
が、アニメ版だと、あくまで目の錯覚とか、父の記憶を思い出しているだけだという余地が残っているんです。父の声も実際に幼い頃に聞かされたセリフだけが繰り返されます。
だからラフィキも「ありゃ、見間違いだったか?」みたいなセリフを言っています。

だけど、実写版だと、亡き父の声に、子どもの頃に聞かされていないセリフまで追加されてますし、ラフィキの見間違いかもね的な台詞はカットされてました。

私的にはこれ、完全に蛇足。

本当に父の声を聞き、姿を見て、シンバが奮起するのも確かに感動的かもしれません。
ですが、それよりも、自身のおぼろげな記憶から、自分の姿に父の面影を見出したり、幼き頃にもらった教えや愛情を思い出して、心細くも運命に向き合う決意をすることの方がよほど胸を打たれます滝汗

アニメ版の方が大人向けな表現をしてますよね。


そして、今の時代仕方がないのかもしれませんが、プンバァの「俺を呼ぶときはこうだ! ぶ、た、さーん!」というアニメ版だと大爆笑のセリフも、なくなってました笑い泣き
「このブタ!」
「ブタって言った?」
「俺を呼ぶときはこうだ!ぶ、た、さーん!」
アニメ版だとこのシーンの勢い、掛け合いの見事さが秀逸で、初見から25年経った今でも笑えます。
ブタという表現が抵触するのかブタという表現の代わりに「ずんぐり」という言葉が使われていて、このやり取り自体も丸々カット。
表現の自由について考えてしまう滝汗
たしかに、ブタという言葉を侮蔑的に使われて傷つけられてる人が沢山います。そもそも太っているという身体的特徴で、人を馬鹿にすることは最低です。
ユーモアと人を傷つけない言葉遣いの両立の難しさを実感しました。
物語と関係ない部分ですが、現実的なことについて唐突に思いを馳せてしまう、実写版ライオンキング……深い(のか?)

あと、スカーのカッコいい挿入歌、準備しておけ。アニメ版だと「準備しておけ」というフレーズをそれほど繰り返さないのですが、実写版だとめちゃくちゃリピートします。英語だとget preparedでカッコイイ?のですが、日本語だとあんまりにも準備準備言われると、翌日の時間割だとか持ち物の準備を想起させられていささか間が抜けます滝汗

というわけで、変にアニメ版の思い出が美化されている人間には、没入しきれないのがもったいない映画でした。

アニメ版については、完全に記憶だけを頼りに書いているので、間違っていたらすみません!

実写版は自然の描写が本当に綺麗なので、スプラッシュマウンテンにめっちゃ乗りたくなりました酔っ払い

アニメ版も近々見直そうと思います。

物語自体は、自身の運命に向き合うことや責任を果たすことの大切さ、時にハクナマタタな気持ちになること(逃げるは恥だが役に立つ的な考え方)も大事ということを教えてくれるとても道徳的なものなので、いろんな年代の方に楽しんで貰えるものだと思いますウインク