るりこです。
回復してきたように見えても、
ふと、
「またあの頃に戻ったらどうしよう」
そんな不安がよみがえることがありませんか?
不登校の時間の中で、
子どもがひどく傷ついていた。
大きく荒れていた。
まったく動けなくなっていた。
そんな姿を、
すぐそばで見ていたお母さんほど、
お子さんが少し元気になってきたあとも、
「またあの時に戻ったらどうしよう」
そんな思いが残りやすいものだなって思います。
だから、
自分の言葉で傷つけないかな。
この対応で大丈夫かな。
そんなふうに、
ひとつひとつにドキドキしてしまう
。
そして気づけば、
腫れ物に触るような関わり方に
なってしまう。
でもそれは、
お子さんだけではなく、
そばで見ていたお母さん自身も、
それだけ苦しかった
ということなんですよね。
怖かった。
どうしていいかわからなかった。
もうあんなふうになったら耐えられない。
そう感じるほどの
日々を通ってきたのだから、
無理もないことです。
そりゃ、怖くもなりますよね。
私も怖くなっていましたよ(笑)
ただ、
「意識が現実をつくる」としたら…。
「また戻るかもしれない」
という恐れをずっと握りしめていると、
その不安に意識が向き続けて、
怖さを強く感じる現実を
自分の中で大きくしてしまうことがあります。
だからこそ、
怖さに飲み込まれたままでいるより、
少しずつ気持ちを
整えていくことが大切
。
まずは、
あの時どれほど怖かったか、
どれほど苦しかったか、
自分の中に残っている
気持ちに気づいてあげること。
苦しいけれど、
そこにその怖さを感じ切ると、
心は少しずつ静かになっていきますからね。
そして、
「今、私が怖がっていることは、
まだ起きていない未来の想像なんだ」
と気づくこと。
現実というより、
不安からくる妄想なんですよね。
だからこそ、
今起きていることと、
まだ起きていないことを、
やさしく分けて見ていきたいですね。
それから、
腫れ物扱いが続くと、
子どもには
「自分は心配される存在なんだ」
というメッセージにもなってしまいます。
これは、
回復の力を育てるうえでは、
あまりプラスに働きません。
本当はもう少し信じてもらいたいのに、
その空気がかえって、
子どもの中の不安を
強めてしまうんですよね。
そして何より、
子どもも、お母さんも、
あの頃とはもう違っているはず!!
子どもの回復は、
一直線ではないことが多いです。
揺れたり、
止まったように見えたりしながら、
少しずつ内側に力をためていく。
三歩進んで二歩
下がっているように見えても、
実はちゃんと前に進んでいるんですよね。
だからこそ、
お母さんが持っていたい視点があります。
それは、
目の前のお子さんの揺れを、
そのまま「後退」と決めつけないことです。
少し前より表情がやわらいでいる。
前より言葉が増えている。
前より自分の気持ちを出せている。
そんな小さな変化は、
静かだけれど確かに積み重なっています。
子どもには子どもの波があります。
その波を、
お母さんが何とかしようとしなくていい。
子どもの中に、
揺れながら乗り越えていく力があります。
大丈夫なんです。
お母さんにできることは、
お子さんが揺れることを
恐れることではなくて、
揺れる子どもをどっしりと見守ること
なんだと思います。
葛藤する時間を持てることも、
大事な回復のひとつなんですよね。
葛藤し、
それを乗り越えた先に、
本当の回復があるのだと思います。
…と言っても、
やっぱり不安になる日はありますよね。
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