糖尿病の予防や治療のために、
ごはんを控える
という指導や、情報が広まっていますが、
それは大きな誤解です。
ワシントンD.C.で活動する
ガンプロジェクトの創始者で、
薬を使わずに食事で病気を治すプログラムを提唱している
ニール・バーナード医師は、
ドキュメンタリー映画「フォークス・オーバーナイブズ」
のインタビューで次のように、
最新の研究データについて話しています。
アメリカ合衆国では2003年から、
政府の援助で動物性食品を断つ菜食主義の試験をはじめた。
米や麺類などの糖質は制限しなかったが、
従来の食事制限法をしのぐ成果をあげたよ。
肥満や血糖値、コレステロール値が改善。
意外にも患者のストレスも少なかった。
カロリー計算が不要で、量は自由だったからね。
あなたの体が
食べ物に求めている働きは次の3つです。
○ 体を動かす燃料 ・・・ 糖質 脂質
○ 体を作る材料 ・・・ タンパク質 脂質
○ 働きを調える調整栄養素 ・・・ 脂質 微量栄養素 食物繊維
一番多量に必要なのが
体を動かすエネルギーとなる燃料で、
メイン供給源が「糖質」で
サブ供給源が「脂質」です。
そして、
体を維持する上で必要なものを
作り出す材料を供給するのが
「タンパク質」と「脂質」です。
「脂質」は3つの働きすべてに関わるスーパーな栄養素で、
「ビタミン」「ミネラル」などの微量栄養素と食物繊維とともに
体の働きを調整する働きをします。
私たち人間が主食としてきた「穀物」、
特に野生の力が残っている「雑穀」には、
この3つの働きを満たす
栄養がバランスよく含まれています。
雑穀ごはんを食べて、
呆けも糖尿病も撃退!
まるで海鮮丼!アマランサス丼
体を動かす燃料が「糖質」です。
少し前まで「炭水化物」と呼ばれていました。
車で言えばガソリンに当たる、
人間が体を動かすために
必要な基本燃料が糖質です。
糖質は最終的には「ブドウ糖」
という形になって小腸で吸収されますが、
ブドウ糖は糖質からしか作られません。
脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源としているので、
糖質が不足すると、健全な脳の働きができません。
呆けの原因にもなっていきます。
体は何とかしようと皮下脂肪を
燃やして代替エネルギーを供給しますが、
代替エネルギー回路は長く続けられない上に、
その過程で生まれる強い酸性物質が全身の血液を大きく酸性に傾け、
様々な病気を引き起こします。
また、ふんだんに穀物を食べてきた日本人が
ごはんの摂取量を減らすと
膵臓の機能が弱って、
生活習慣病、特に糖尿病の
危険が高まるという研究結果が発表されています。
寒冷地で穀物不足に悩まされ生きてきた欧米人と、
豊かな温暖気候でごはんをたっぷり食べてきた日本人では、
体のしくみが違うのだそうです。
健康をもたらす糖と破壊する糖
糖質という名称のせいで、
ごはんのでんぷんに含まれる
栄養バランスの整った糖と、
砂糖などの甘味料に含まれる
栄養泥棒の糖とを
混同する人が増えています。
その間違いが医師や栄養士にまで広がって、
危険な糖質抜きダイエットをする人も増えました。
そして、今、糖質抜きダイエットの問題点も
指摘されるようになっています。
私たちに今問われているのは
本当の情報を見極める力なのです。
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