マツコの知らない世界に出てきた薬師湯別館の貸し切り風呂 もっちー登山部島根県の旅8 | 温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。


 この日のメインイベント。私にしては珍しく、あらかじめ予約した貸し切り風呂に入ります。
 温泉津温泉の温泉街にある2つの共同湯。
 元湯泉薬湯と薬師湯です。
 薬師湯には、貸し切り風呂が2つあります。
 ひとつは、この建物の中にあり、もうひとつは道を挟んだ向かいの建物にあり、料金が違います。


 二十年近く前、元湯泉薬湯は行きましたが、その時は鉄道の旅で列車の時間の制約から1湯しか入れなかったので、薬師湯は初めてです。


 洋館のような特徴的な建物です。1階の出窓のあるところが料金所っぽく見えますが、実際は中でお支払いします。
 向こう側の丸くて赤いポストも良いですね。


 中に入ると受付があります。鈴を鳴らしてお知らせする形式ですけど、近くにおられたので直接話しかけます。


 別館の貸し切り風呂は1600円。良いお値段ですが、奮発します。
 源泉は同じ薬師湯源泉ですけど、どうしても入りたい個性的な浴室なんですよ。
 料金表を見ると、タオルがめちゃくちゃ高いですけど、名入りでしょうね。あと、腹巻きがめちゃくちゃ高いです。亡き祖母がよくこういう腹巻きとかマクラとか布団を買ってました。


 館内の意匠が素敵です。


 左手が男湯。真ん中の奥に薬師湯の貸し切り風呂があり、右手が女湯。


 で、予約している別館の貸し切り風呂へは、30代くらいの女性のスタッフさんが案内してくれました。この方がめちゃくちゃ愛想が良くて素晴らしいです。
 向かいに建つ3階建て。


 ここはもともと山形屋さんという旅館で、廃業された後、薬師湯が素泊まり宿と貸し切り風呂として運営しているらしいです。
 ここの2階がまるごと素泊まり宿で、1日1組限定です。この日の予約は埋まってました。ここに泊まっても、貸し切り風呂は有料みたいです。
 ここに素泊まりしたら、サービスで牛乳とパンが付いて薬師湯には入り放題、ここも良いなあと思いました。
 ただ、1フロア全てが客室で複数のお部屋があって広すぎるかも?狭くて良いから安くして欲しいなんて、セコい考えが浮かびます(笑)


 これは、珍しい竹の花。竹って、花が咲くのは数年に1度くらいの珍しさらしく、見せてもらえてラッキーです。


 きれいに活けてあります。


 案内してくれたスタッフさんが活けていたらしいです。


 ここに勤務して初めての竹の花らしいです。偶然、巡りあえてラッキーです。

 説明してくれたお姉さんが、薬師湯の上の展望休憩スペースを強くすすめてくれるので、後で行くことにします。


 靴を脱いで、奥へ進み、左手の扉かトイレ。右手の扉が浴室です。興奮して、ブレブレ(笑)


 浴室へ。スタッフさんが笑顔で説明開始。
 元旅館のお風呂で、源泉は薬師湯からの引き湯。引き湯で少し温度が下がるけど、それが良いという声もあるそうです。

 湯口が珍しくて、マツコ・デラックスさんのマツコの知らない世界で紹介されたこと。これは覚えています。温泉が好き過ぎて、入浴剤を作る会社で働いている温泉好きな方が出ていた時ですね。

 タイル貼りの天井が珍しいこと。たしかに、床や壁はあっても天井がタイルというのは珍しいです。

 塩素は、行政の指導があるから、清掃時のみ使用していること。

 かなりよく温もるのと発汗も多いので、水分補給するようにとのこと。
 スタッフさんが説明してくれて、その説明後からスタートで、40分の貸し切りです。


 入ってすぐ脱衣所です。カゴはなく、飲料水が用意されています。


 角度を変えた写真。元は旅館の内湯ということですけど、ひとつしかないということは旅館だった当時は貸し切り風呂だったのでしょうね。


 ではご対面です。素晴らしいです!感動の浴室です。
 タイル貼りの壁はもちろん好きですし、奥のガラスブロックも好きです。


 そして、何より、年月の積み重ねで、析出物がモリモリで、縁から床がすごいことになっています。千枚田ですね。三重県の丸山千枚田を思い出しました。


 そんな縁から床よりすごいのが、この湯口です。析出物のトンネルやあ!


 緑がかった灰色のお湯は、43度くらい。スタッフさんによると、薬師湯から引き湯しているぶん、もともとの源泉より温度が少し下がって入りやすいとのことでした。
 味は、苦味、塩味、鉄の味が混じっていて、美味しくはないはずなのに何度も味見したくなる不思議な味です。匂いは、鉄の香りがします。


 この湯口、もともと何かしら乗ってますよね。ライオン?クマ?
 後で聞いたら、カエルらしいです。カエル?


 トンネルの奥からしっかり投入されています。今も、トンネルは成長中でしょうね。深いですよ。

 世界最長の湯口トンネルとして、ギネスブックに登録できるでしょうか。


 このタイルは、壁だけでなく、天井までタイル貼りなんですよ。これは珍しいですよね。


 ありそうでなかなか無い天井までタイル貼り。



 ガラスブロックの上のガラス戸も素敵な柄です。


 トンネルが深すぎて、湯口に温度計が突っ込めないです。湯口のすぐの場所では42度ちょっとはありました。引き湯で少し下がるみたいですね。


 端っこは意外なくらいにけっこうぬるめ。




 出たり入ったりの楽しいひととき。
 全身にお湯の香りが染み付きそうです。
 何度も湯口近くで味見を繰り返します。美味しいわけではなく、でもなぜか味見したくなる個性的な味です。

 撮影も自由自在な貸し切り風呂。良いですね。大好きです。
 撮影禁止が多いご時世なので、貸し切り風呂の良さを実感しました。


 名残惜しいですけど、時間です。


 浴室の隣にきれいなトイレもありました。


 あっという間に時間が経過。やっぱり楽しい時間はすぐに感じますよね。

 お姉さんのオススメの薬師湯の上の階へ。


 置いてある調度品が高そうです。


 ベランダにも出られる造りです。




 赤い石州瓦の家並みが素敵です。


 ベランダからの眺めも良いです。でも、この高級感のある室内空間も素敵です。


 営業しているのかどうかがわからないお宿やお店が多いのも、味わい深いですけど、元やまがた屋さんが薬師湯の別館になったように、いろいろな形で活用されるのは良いですよね。




 温泉津温泉に泊まりたかったんですが、素泊まり宿は埋まっていたので、大田市駅方面へと移動します。
 鉱泉宿に素泊まりします。