レトロでカオスで無国籍な空間 赤城温泉御宿総本家 建物篇 | 温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 
 高崎インターで下りて、一か所寄り道をして、夕、翌朝、昼までの食事を確保してから、ぐいぐい坂を登って、山奥へと分け入って、赤城温泉にたどり着きました。
 
 

 
 3軒ある温泉宿の1番奥。どんつきに赤城温泉御宿総本家があります。正面に見えている3階建ての建物がメインの棟のようで、ここにお部屋の一部、フロント、お食事処、内湯、露天風呂があります。この建物の右手につながって、もう1棟あり、この別棟にもお部屋があります。
 

 
 この右側の2階建てのように見える建物の2階部分にも6部屋あり、今回はここに泊まりました。
 
 
 下は納屋なのか、何をする場所なのか、結局、わかりませんでしたが、何やら作業中であることはわかりました。作業場なのかもしれません。
 
 
 この外見からして、少し異様な感じがしますよね。もちろん、誉め言葉です。
 
 
 入り口左手の階段からは、他のお宿に通じているみたいです。
 
 
 比較的新しい門をくぐって入ります。消毒用のアルコールが見えますが、こちら、高齢なご夫婦が営業されていることもあり、しっかりコロナ対策がされています。
 この門の看板も、比較的新しく作られているようで、常にあちこちを手直しして、進化していっているみたいです。
 
 
 
 玄関の懐かしい感じの重いガラス戸を開けて、中に入った右手にあのお方がおられました。
 
 
 
 この謎の人形さん。春夏冬3升5合?六等旅籠?
 秋がない?商い?飽きない?
 ダジャレ?
 
 早速、何が何やら、さっぱりわかりませんが、ワクワクしてきます。
 
 
 
 このお面、かわいいです。誰かに似ている気がします。懐かしい階段のようなタンス。素敵すぎる空間です。
 
 
 カフェと書いてあるところが、食事処です。おしゃれですねー。センス抜群です。
 
 このイスに座って、チェックイン。ウェルカムなんとかはないですが、そんなことは期待していないので、かまいません。娘さんらしき方、てきぱきと動いておられ、愛想もよく、嬉しくなります。登山用荷物でパンパンのザックに食事満タンの保冷バックまである大荷物なのに「お荷物、お持ちしましょうか?」なんて、言われました。大量なので、もちろん、自分で持ちますよ。
 
 ここで、とても嬉しい情報。
 露天風呂は貸し切り風呂、内湯2つも深夜から早朝を除いて貸し切り利用とのことです。わーい、わーい。
 
 
 ここの特徴として、この照明器具のバリエーションの豊富さがあります。1つとして同じものはないのではないかと思えるくらい、いろいろな照明器具があり、足元を照らす照明も多く、いい雰囲気を演出しています。
 
 
 上の写真のようなアフリカを思わせるような民具、お面などがあると思えば、同じ空間に、下の写真のような和の趣もあり、無国籍風の空間になっています。
 おもろい!
 おもろすぎます。
 
 
 夜の玄関付近ですが、私たちのも含め、靴が無造作におかれているのも、良いですね。好きです。大切な登山靴を履き間違われないように、湯めぐり用靴に入れ替えましたけど(笑)
 
 
 この方、やはり受付嬢でしょうか。最初、一瞬、怖かったのですが、だんだん、かわいく見えてくるから不思議です。宇宙人みたいですね。
 
 
 自販機もあります。館内なので、お値段は少し高め設定ですが、飲みたい人には便利でしょうね。
 私たちは、翌朝の登山用に、水筒三つ分、お湯をいただきました。ありがとうございます。
 
 ここは受付奥の通路。仏像、和箪笥、異国風の様々なお面に像、館内で一番カオスな空間になっていて、この奥の突き当りの左右に内湯があります。なので、お風呂の行き帰り、お湯をもらう行き帰り、合計10回通りましたが、毎回、見飽きません(笑)
 
 
 皇室の方も来られたようですね。皇室の方もこの空間に驚かれたかもしれないですが、よく見ると建物の様子が違います。その理由は、後で聞いたことから想像ができました。
 
 
 チェックイン後、お部屋まで案内してくれたのは女将さん。歩きながら、お話を伺えました。
 かなり前から来たくてようやく来ることができたことをお伝えしながら聞いたところによると、こちらは、江戸時代からの歴史があり、女将さんで17代目とのことです。すごいですね。徳川将軍より長い!
 
 建物やインテリアのセンスの良さ、様々なオブジェ、照明器具のバリエーション等に感動することをお伝えすると、古い建物だと謙遜されていました。以前、焼けてしまったらしく、現在の建物は昭和51年築とのことでした。皇室の方の写真は、白黒であることから、もう少し前でしょうね。
 昭和51年築ということで、古いのは古いと思いますが、築年数とかそういうところではない素晴らしい価値のある空間に仕上がっていて、唯一無二の魅力があります。
 
 古い日本の家具や器、異国の仮面、器、仏像、ランプ、花瓶、あらゆるジャンルの本、おもろいですねー。統一感がないのではなく、しっくりまとまっているのは、センスがいいからでしょうね。 
 
 お部屋へは、まず、階段を上がります。
 
 
 2階。ここには本棚と休憩コーナーが2か所ありました。少女漫画が多いですね。娘さんのかな?
 さらに3階へ上がります。
 
 
 3階の廊下。ここには、お部屋が並んでいます。5つのお部屋がありました。奥の右側が貸し切り露天風呂です。
 
 
 
 奥側から見たところ。お部屋は右手に並んでおり、左手にトイレがありますが、コロナ対策で「各お部屋のトイレを使用してください」とのこと。
 
 
 下の写真は、2階の廊下。謎のオブジェが多く、謎のスペースも多いです。
 
 
 2階の奥。大量の本、特に美術書が目立ちます。奥は館主さんたちの空間でしょうね。
 
 
 漫画は、30年以上前のものがほとんどでしょうね。
 
 
 連泊して、読書と温泉三昧なんて、楽しそうです。本のジャンルがかなり多岐にわたるのは、もしかしたら寄贈品も多いのかなぁと想像しました。
 
 
 確実なのは、最近、出たような新しい本はありませんね。
 あと、このお宿が紹介された本や雑誌、メディアの紹介もなく、芸能人のサインなんかもおそらくなかったので、控えめさを感じました。
 でも、なぜ、唐突に衣類????
 
 
 男子向けの漫画もあります。
 
 
 「行け!稲中卓球部」、懐かしいなあ、好きでした。
 
 
 下の写真は、1,2階の間の階段を上から見たところ。おもろすぎて、なかなか階段が降りられません(笑)
 
 
 ここで本を読むの、落ち着かなさそう(笑)
 灰皿らしきものがあるので、喫煙コーナーでしょうか(未確認)
 
 
 3階の渡り廊下を通って、別棟に移動。道すがら、色々なものを見ることができます。
 
 
 じゃりン子チエ、大好きです。再放送してほしいですが、しませんよね。登場人物に、反社が多すぎるからでしょうか?
 
 
 ここから見えるのが、おそらく、玄関付近の屋根でしょうか。複雑な造り、迷路とまではいえませんが、カオスな空間にぴったりなややこしい感じにワクワクします。
 
 
 お部屋にトイレはありますが、洗面台がないので、廊下の洗面台を利用しました。山からの水だからか、キリっと冷たくて気持ちいです。ちなみに、朝は廊下がものすごく寒かったです。
 
 
 この日のお部屋は、奥から2番目のぼたんの間です。このドアもいい感じ。
 
 
 入ってすぐ正面のオレンジ色のドアがトイレ。右側がお部屋です。
 
 
 絵が飾られています。
 
 
 あらかじめ布団が敷かれています。
 普段、自分で敷くところばかりなので、布団が敷かれているのは、かなり久しぶりです。いつ以来でしょうか。昨年の横谷温泉旅館以来でしょうか。
 
 
 古めかしい箪笥。こういう古道具、大好きです。
 
 
 トイレは洋式。ウォッシュレットではないですが、温かい便座です。温かい便座は、新平湯温泉の温泉民宿のざわさん以来です。
 
 
 ほとんど座ってませんが、この木のイスも素敵ですね。テーブルも木目がしっかりあって、切り株みたいです。
 
 
 どう読むのでしょうか?古い道に山家あり?
 
 
 備え付けのお菓子は、かりんとう。これは珍しいです。だいたい、お菓子があって、美味しかったら売店で買えるパターンが多い気がしますが、売店も販売もありません。上品な商売ですね。
 
 
 浴衣、歯ブラシ、名入りタオル。名入りタオルは、めちゃくちゃ嬉しいですね。
 
 
 名入りシーツ。珍しいですね。


 山あいで、谷になった地形なので、16時半くらいでもう夕暮れtです。
 
 
 玄関付近が見えています。
 
 
 この箪笥、いいなあ。中には、家電の取扱説明書など、備品が入っていました。
 
 
 テレビ、冷蔵庫もありがたいですね。特に素泊まりなので、冷蔵庫は助かります。保冷バッグと氷で保冷していたので、冷蔵庫に食材を移します。
 
 
 お茶セットもあります。喉が渇いたので、お茶を飲みました。
 
 
 明るいうちに露天風呂に行きたいので、浴衣に着替えて、貸切露天風呂へと向かいます。空いてますように。

 ひとつだけ、私は気にならないから大丈夫ですが、山奥なので昆虫がいますね。