非加熱源泉を自在に投入できるひなびた秘湯稲子湯 | 温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 
 本沢入口から車で10分位の稲子湯へとやってきました。
 
 

 


 ここにはバス停があり、本沢温泉へ公共交通機関で行く場合には、ここが起点になります。
 
 
 9時半にランチなので、この時点で14時、もう空腹ですが、食堂は閉まっています。
 
 
 木を生かした造りが素敵です。
 


 旅館ですが、見た目に山小屋っぽさが少しありますよね。

 
 登山靴から温泉巡りスタイルのサンダルに履き替えて、入ります。
 
 
 ここでスリッパに履き替えます。
 
 
 受付で入浴料650円を支払います。感じのいいご主人が申し訳なさそうに「今、混雑してますよ」とのこと。
 
受付の周りも素敵で、天井が高いです。
 
 
 2階に客室があるのでしょうね。ここもいい雰囲気、泊まってみたいです。
 
 
 
 このロビー的な空間には、山の雑誌や稲子湯が紹介されている雑誌が置かれています。ここで待ち合わせをすることにします。
 
 


 奥のほうに剥製が居そう。しか?


 受付前から右奥へ向かい、食堂の前を通って、浴室へと向かいます。
 
 
 おおっこの分析書の古さがすごい。明治40年です。110年以上前の分析書。貴重ですね。そんなに歴史があるのにも驚きました。そういえば、本沢温泉も明治からでしたね。
 加温している温泉宿で、入浴時間が5時から23時というのは素晴らしいですね。ますます泊ってみたいです。
 
 
 男湯の奥に女湯、さらに奥にトイレです。
 

 手洗い場もレトロです。 


 脱衣室は、棚のみ。先客4名。2段目の左端が、私の持ち込み用バッグで、ここにスマホ、財布、温度計、デジカメ、カード入れを入れています。4名かあ、でもあきらめたら試合終了です?試合(笑)

 
 
 
 令和2年の分析書。ピンボケが残念。
 
 
 



 
 
 内湯のサイズは4人くらい。先客4人がギッチギリに入っています。仕方ないので、ゆっくり身体と頭を洗うことにします。シャワーはなくて、カランのみ。しかも押しっぱなしにしないと出続けないタイプなので、頭を洗うのは不便です。リンスインシャンプーがあります。



ゆっくり身体と頭を洗ううちに、ひとり減り、ふたり減り、とうとう無人の貸し切り状態になりました。
 貸し切りの神様、ありがとうございます。

  全裸で撮影しまくるオッサン、端から見ると、かなりの変態でしょうね(笑)
 
 
 男性客4人が出た後なのと、もともとの投入量が少ないこともあって、お湯はオーバーフローしていませんが、循環ナシのかけ流しです。


  右側に赤いバルブがあります。


  バルブの奥に源泉が溜まっていますが、白く染まっていますね。この色は、硫黄成分由来ですよね。


 非加熱源泉の出し方の説明の左側の下のほう、写真で分かりにくいですが、チョロチョロと加温した源泉が注がれています。


  この稲子湯では、このポジションがベストです。ベスト湯口ジジイとして、加温されている源泉と非加熱源泉を堪能できます。
 出ているところの写真がなぜかないのですが、興奮して撮り忘れたのかもしれないです。灰色っぽい濁り湯が貸し切り状態ということで、興奮してしまいました。
 硫黄の香りと炭酸っぽい味と鉄のような味、微かなタマゴ味が混じった非加熱源泉を自由に入れられるのは素晴らしいです。
 ただ、先客の誰かが大量投入しているみたいで、めちゃくちゃぬるかったんです。



 湯口付近で34度。離れるともっとぬるかったです。なので、本来なら、非加熱源泉をドバドバ投入したいところですが、少しだけ楽しんで止めておきました。
 



 おそらく先客4人の誰か、もしくは全員が非加熱源泉マニアだと思います(笑)


 投入されている加温源泉は44度くらい。このくらいの加温に留めているのは、炭酸成分が抜けないための配慮でしょうか。


  非加熱源泉を自由に継ぎ足せるところが素晴らしいです。

  ひなびた感じの外観、レトロな浴室付近、源泉の個性をしっかり感じられるところ等、稲子湯旅館は、私の好みにぴったりです。
 アクセスしにくい秘湯っぽさのある立地ですが、だからこそ、また行きたいと思います。