住職さんが亡くなられて無住のお寺になっていましたが、現在は社会福祉法人仏子園がお寺をリノベーションして温泉施設を運営しています。
社会福祉法人が温泉? ちょっと不思議ですが、中に入れば、どういうことかがわかります。 お寺らしさの残る入口から入ると若い男性スタッフさんがお出迎えしてくれます。愛想が良いですね。 ロビーのソファーには、お年寄りが数名くつろいでおられます。杖や歩行器を使っている方もおられます。
そう、このお寺では、デイサービスを営業されているのです。今回で三回目ですが、私は長年福祉施設に勤務しているため、関心があるので、スタッフさんに少しだけお話を聞いてみました。 デイサービスを営業しておられ、デイ利用の方々はロビーや元本堂のカフェで過ごされており、玄関で掃除をしながらお出迎えされていた男性スタッフは、知的障がい者の方らしいです。地域の元気な高齢者に少し働いてもらうワークシェアリングもされているらしいです。
地域の方々は入浴無料らしく、ここが地域の方々とデイの利用者さんや私たち外来入浴者の交流の場になるようにという考え方のもとに運営されているそうです。
同じ場所に、高齢者もこどもも障がいのある人も地域の人も地域外の人も、わけへだてなく交流するのを、ここでは『ごちゃまぜ』と表現されていました。 思わず、言いました。
『私、ケアマネやら資格ありますし、こういうところで働いてみたいですわ。ここで、働いたら、温泉は無料ですか?』 入浴して帰る人もいるらしいですね。
福祉業界で働くか、温泉業界で働くか、迷ったら、仏子園さんが良いですね。20年前の私に言いたいです『毎日、源泉かけ流しに入れるで!』
(その後、京都市老人福祉施設協議会で、この法人の本部のシェアかなざわへ視察に行きました。)
前置きが長くなりましたが、温泉は男女入れ替えがあり、浴室の雰囲気が違います。
猿の湯と亀の湯。この日の男湯は亀の湯。

たまたま誰も居なかったので、撮影できました。少し緑がかった濁り湯は、塩辛くて苦味もあり、いかにも身体に良さそうな味です。
足湯のところにある飲泉場で飲泉可能ですが、コップ一杯くらいとのことです。

内湯はやや薄暗いのが落ち着く居心地の良い空間です。 内湯も露天風呂も源泉かけ流しです。
湯上がりは、本堂のカフェ空間でランチをいただきます。いろいろあるので迷ったあげく、お寺の空間ですが、餃子にします。
お寺らしい空間で食事って、珍しい体験です。 初めて、ここに来た時は、友人と2人で来ましたが、その友人はここでパフェを食べてましたね。お寺でパフェというのもなかなか珍しいですね。
パリッと焼かれていて、美味しい餃子でした。
ここに来たらやりたいことがあります。 鐘があるのです。尋ねると、突いても良いとのことだったので、ありがたく突かせていただきました。
ゴオーン!
お寺らしさはそのままに、温泉や食事を楽しめる憩いの場に変身している、とても珍しい西えん寺温泉。ここは大好きな温泉です。










