数年前、温泉仲間のKさんとの別府弾丸フェリー旅の締めくくりにやってきたのは、その筋の方々の間では有名な喫茶店。
別府港で借りたレンタカーのナビに入れていましたが、「目的地周辺です。」と温泉案内を終了されても場所がわからない住宅地。結局、電話をして道案内していただきながら、たどり着くことができました。
「茶房たかさき」さん。

お店の前のスペースに駐車させていただきます。
「氷」と書かれています。この日は真夏。暑い日に温泉10湯以上巡って、のどが渇きました。
たまたま、先客の2人連れが帰るタイミングで、ラッキーです。
なぜかというと、ここは、喫茶店で飲食をすると、貸し切り温泉を利用させていただけるのです!
もともとはマスターのおうちの温泉なのですが、喫茶店の利用者にも入浴させてくださるという、たいへんありがたい喫茶店なのです。
なので、湯めぐりの最後のほうにやってきて、のどの渇きを潤しつつ、貸し切り風呂を満喫しようという算段です。
私は、夏なのに、ホットゆず茶。夏でも冷たい飲み物ではなく、温かい飲み物を好む私は迷わず決定。Kさんは、アイスコーヒー。

店内には、温泉ファンなら興味深い本があったり、マスターの温泉関係の認定証などが飾られているので、それをきっかけにお話しすると、九州温泉道や別府温泉道も達成されており、別府の温泉界ではものすごく有名な方なのがよくわかりました。
私も九州温泉道と別府温泉道のスタンプをいただき、それぞれの達成に向けて、やる気に火が点きました。(この翌年に九州温泉道88湯は達成。別府温泉道はまだまだ半分くらいです。)
美味しくホットゆず茶をいただき、いよいよ温泉です。

喫茶店とは別棟にあり、カギを閉めて貸し切り利用するようになっています。
壁に描かれた絵と観葉植物が印象的な浴室。壁画の山は、鶴見岳でしょうか。
岩風呂は、手作りのもので、源泉も自家源泉。大小2つの浴槽に分かれています。
手前の大きな浴槽に入ると、熱っ!温度計で測ると44度くらい。入れなくはないですが、ピリッとする結構な熱さです。奥の小さめのほうは、それよりややぬるめの42度くらいですが、よく温まる浴室なので、汗が噴き出します。
無色透明でクセのないお湯です。
熱い湯好きで巨漢のKさんは大きな浴槽、細い私は小さな浴槽で、身体のサイズに合った棲み分けをしながら、まったりと楽しみました。
喫茶店に温泉があって、飲食したら入浴できるというレアな感じがたまらなくマニア心をくすぐりますが、それだけでなく、自家源泉のかけ流しで、加水もないというこだわりも素晴らしいと思います。
この日は夕方近い時間帯だったせいか、ケーキ類がなかったのですが、スイーツも美味しそうですし、別府温泉道は、道半ばなので、また行きたいと思います。こういうちょっと珍しい温泉が、別府にはたくさんあるのでしょうね。楽しみに探索したいですし、コロナの収束が待ち遠しいです。





