目指せ槍ヶ岳 飛騨高山お散歩編 | 温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 大好きな飛騨高山の町並みを訪れるのは、何年ぶりでしょうか。初めて飛騨高山を旅したのは、21才の夏。それから二十数年・・・。

 

 飛騨高山の町並みは変わらず、外国人観光客が爆発的に増え、私の髪のボリュームは・・・。あの頃は毎月、散髪をしていました。今は年に四回。まあ、経済的ですが、髪の毛も外国人観光客みたいに爆発的に増えて欲しいです。髪のインバウンド!

 

 お昼前、古い町並みの近くの駐車場に停めて、いつもの登山仲間でお散歩開始です。

 早起きしてきたので、お腹が空きました。

 古い町並みの一角にある蕎麦屋さん『恵比寿本店』で、昼食にします。明治時代からあるようです。

 

 

 

 表に、英語混じりのメニューがありますが、千円超えのメニューばかり。なんとなく行ったことのあるお店のような記憶があり、記憶のなかではわりと庶民的な値段だった気がしますが、果たして・・・。

 

 

 中に入ると、座敷に案内され、思い出しました。やっぱり来ていました。中でメニューを開くと、たまごとじうどんなど庶民的な値段のもありました。

 

 

 

 私は、温かいなめこそば、Cさんはざるそば、Hさんはたまごとじうどん、Mさんはざるうどん。ざるそばのそば湯がドロドロの濃厚タイプで、こういうのが大好きです。つゆと混ぜたりせず、そのままいただきます。Cさん、ありがとう。そばは手打ちらしく不揃いで、香りがよくて、大満足しました。

 

 食後、宮川朝市の方向へ行きますが、さすがに朝市は終わってました。

 21才の頃、早朝に友人から『朝市行くで』とたたき起こされても起きなかったのですが、宿をチェックアウトしてからでも朝市は続いていて、りんごを食べた思い出が、あります。もう12時過ぎなので、片付けも済んでいました、残念。

 

 

 

 その頃からあったのかは定かではないですが、宮川の橋に、手長さま、足長さまの像があります。お腹が出ていて、ユーモラスな感じで、表情もリアルですね。

H『長野の八ヶ岳に行った時、道から足長神社ってかかれた看板が見えたなあ。』

も『諏訪のインターから山に行った時やんなあ。手長神社と足長神社が諏訪湖の近くにある、不思議やなあ。』

H『ここにもいてはるのやなあ。』

 物語を語れたりしたらいいのですが、知らないので、帰ってから調べたところによると、手長さま、足長さまの神話や民話、伝承などは日本各地にあるようです。秋田、長野、福井など。 諏訪の御神渡りをこっそり見ようとしていた行者がいて、諏訪の明神様は、手長様と足長様に、行者をつまみ出すように指示して、行者は腰帯を持たれてつまみ出されたらしいです。 また、諏訪湖では、足長さまにおぶさった手長さまが漁をしたらしいです。長所を生かしたらいいという教えでしょうか。

 

 そして、諏訪の手長神社の手水場にはなんと温泉が出ているらしいです!さすが、湯量豊富ですね。

 美脚に憧れるMさんは、足長さまの銅像が見られて嬉しそうでした。足が長くて、お腹が出ているといえば、昔の横綱曙関を思い出しました。

 

 

 高山陣屋にやってきました。江戸時代、当初は金森氏が治めていましたが、後に天領になり、代官所が置かれました。それがこの陣屋です。木材の産地だから天領に?

 

 

 

 ここも久しぶり。こういう古い建物に入って、昔を想うのはとても楽しいです。中はとても広いですね。

 

 ここには、たくさんの入り口があります。なぜ? 町役人の入り口、僧侶の入り口など、身分によって入り口が分かれています。身分制度の厳格さが伝わってきます。

 職業は選べない時代。窮屈かなあ?でも、転職という発想じたいがなかったかも?

 交通事故はなく、公害も、なく、野菜や米はすべて無農薬!

 犯罪や裁判については、冤罪も多かったかも?

 裁きをするお白州もあり、怖ろしげな道具類も展示されていました。

 

 

も『これ、何やと思う?』

H『石を抱くやつやんなあ』

も『なんで知ってるんや?』

 ここでも疑問。時代劇であるように、『遠島』の刑はどうなるのか?五箇山の流刑小屋みたいに、山奥に幽閉されるのでしょうか?

 いずれにしても、この小さなかごに乗せて運んでいたとしたら、かごかきの仕事も大変ですね。

 

 

 陣屋の奥の渡り廊下のような通路の先は、代官さん一家の生活エリア。座敷の縁側に座って、中庭を眺めていると、日本っていいなあとしみじみ感じます。

 

 代官さんは、当時の飛騨の国ではトップだから、いい暮らしをされていたのでしょうね。この陣屋に勤めている女中さんの部屋は、寒そうな北側でしたが、陣屋に勤務してることを誇りに思っていたかもしれないです。身分制度のなか、懸命に生きた人々のことを思いました。

 奥まで見学すると広さを実感しますが、再び靴を履いて、蔵を見学するコースになっています。蔵は広さがあるからか、特有の湿気や匂いは薄く、明るい雰囲気で、興味深い展示がたくさんありましたが、以前は見学できなかったような気がします。

 休憩所で水分補給してから、赤い橋を渡り、古い町並みを歩きます。町屋を使ったカフェ、食事処、土産物屋、民芸品屋、造り酒屋など、楽しいです。

 原田酒造で、酒粕を購入。私は、酒粕が大好きで、真夏でも粕汁派です。この柔らかさは、濃厚なタイプです、きっと。(

帰ってからいただきましたが、濃厚でとても美味しかったです)

 

 土産物屋で見たどぶろくにはHさんも興味があるようでしたが、要冷蔵なので、帰り道に買えたら買うことにします。

 

 それにしても、なぜ、造り酒屋は老舗が、多いのでしょうか?アルコール依存傾向のリピーターに支えられて、繁栄するのでしょうか。

 

 暑さのせいか、人力車の車夫さんは、かなりヒマそうです。飛騨高山に、いつから人力車があるのでしょうか。たしかに似合う町並みだと思います。

 

 あちこちで、飛騨牛串、飛騨牛まん、みたらしだんごなど、美味しそうな食べ歩きグルメが売られていますが、ここはぐっとガマンをします。

 なぜ?それは、夜の温泉宿の夕食をより美味しくいただくため。空腹こそ、一番の調味料なのです。

 

 久しぶりの飛騨高山の町並みは、初めて訪れた頃から、変わっているところも少しはありましたが、変わらないことが魅力だと感じました。 私自身も、髪の量以外は変わっていません。あの頃から旅が大好きで、日本中を旅したい、日本中の温泉に入りたいと願っていましたが、今も変わりません。さらに旅のことが好きでたまらなくなっています。

 『旅っていいな、楽しいなあ。』という思いが、働く原動力の一つになっているので、私という人間にとって、旅はとても大切な存在です。飛騨高山の古い町並みが変わらないように、これからも変わらず、好奇心いっぱいで旅を楽しんでいきたいと思います。

 

 駐車場に戻って、素敵な温泉宿に向かいます。(続きます)