奈良で一番小さな野迫川村への旅、伯母子岳登山編 | 温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 奈良県で最も人口の少ない村はどこでしょうか?それは、紀伊山地の奥深くにある野迫川村です。

 

 

 京都から高野山まで、休憩込みで約2時間半。気温が20度くらい、涼しい!ここで、新しい道を知らない古いナビの誘導に従っていたら、旧花園村(現在はかつらぎ町)に入ってしまいました。道を尋ねようにも対向車も通行人もなく、人家もめったにない山中を走り、ようやく高野龍神スカイラインに合流しました。まあ、距離的には近かったのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 道の駅ごまさんスカイタワーで休憩。ここから、護摩檀山や龍神岳に登山ができるらしいのですが、今日の私たちは伯母子岳へ行く予定。

 

 ここで、忘れ物!マッチを忘れました。Cさんも持っていません。昼ご飯を作るのに火を使うのでマッチかライターが必要です。今回の登山メンバーには喫煙者はいません。道の駅で買おうとしましたが、なんと、売ってません!売店のお兄さんが「今、タバコを吸うのでしたら火を付けますよ」と言ってくれましたが、火は山頂のランチで必要なんです。無理ならここで温めなくていいおかずを買うしかないです。

 

 イチかバチか、二階の喫茶店でも聞きます。やはり、売ってません!でも、なんと、喫茶店のお姉さんが、たまたま使わないライターを持っておられ、なんと、ご好意でライターを下さりました!ありがとうございます!下山してから、ソフトクリームを食べにきます!ありがとうございます。

 お礼を言い、ご好意に感謝しながら、登山口に向かいます。曇天ですが、雨が降らないことを願います。

 高野龍神スカイラインを600メートルほど戻ってから、林道に入って、登山口へ。林道の右側にガードレールがなく、かなり切れ落ちた崖が恐ろしいですが、眺めは良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 登山口はどこ?と尋ねようにも誰もおらず、どこまで林道を行くのかな?と思い始めたころ、ようやく探しあてた看板(消えかけてるやん!)を頼りに登山口へ着きました。登山口付近に数台なら路駐できるスペースがありますが、車は止まっていません。

 

 

 

 

 

 

 

 ちゃんとした標識を見て、登山口で間違いないことを確認してから、準備運動をして、Cさんを先頭に出発します。11:50、登山としては、遅すぎますが・・・お腹が空きます。5.6キロ先の山頂を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 車が通れるくらいの道幅があり、緩やかな登り坂です。これなら、楽チンです。楽にチンが付くのはなぜ? えーっ、なんで下り坂? また、登ります。開けたところに出ると、紀伊山地の山々が一望できます。山の名前はわかりませんが、絶景です。そんな登り下りを繰り返して、口千丈岳山頂を通過します。

 

 

 1330メートルもあるのですね。あまり登っている実感がありません。というのも、さっきから、登ったり下りたりの繰り返しです。稜線のようなところに道があるようで、アップダウンを繰り返していきます。ところどころに、「伯母子岳まで3.5キロ」などの標識があるのがありがたいです。

 

 

 途中、牛首山という標識のあるピークを通った後は、緩やかな下り坂に入り、道が細くなります。山頂を巻くような道をたどって、倒木をくぐったり、乗り越えたりした後は、けっこうな下り坂になります。もう13:30.お腹が空いたし、天気は気になるし、誰とも出会いません。全く誰ともすれ違わないのは初めてかも?ただ、やたらと虫が多く、このあたりで、両耳がアブに刺されました。なぜ、耳だけ?耳なし芳一?他のメンバーでなくて、私で良かったです。私は田舎育ちですし、アブには慣れてはいます。温泉巡りもアブと出会いますし。

 

 

 下り切ったあたりに、標識があります。まだ新しいようです。

 

 

 

 ここで、もう一つの登山道、野迫川村大股からの道と合流します。どうやら大股からのルートは熊野古道の小辺路のようです。山頂までは、600メートル。新幹線2本分くらいの距離?あと少しです。

 ここからは、本気の登山道。急坂に挑みます。

 

私は、行動食は食べない主義なので、おなかの減りもピークに達しています。

 

 

 

 

 

 

 

 14:10、標高1344メートルの伯母子岳山頂に到着です!もちろん?私たち4人だけの山頂です。360度の大展望を楽しみ、記念撮影をした後、天気がもちこたえているうちに、ランチです。ごまさんスカイタワーのお姉さまに感謝しながら、コンロに火をつけ、お湯を沸かします。ライター、ありがとうございます。

 

 

 

 

 今日は、Cさん持参のご飯に、私が持参の大量のレトルトカレーで、ご当地レトルトカレー大会です!

 

 

 

 

 かつて、これほどまでのレトルトカレーが伯母子岳山頂に集結した時があったでしょうか?

 

 

 

 10個(9種)のレトルトカレーから、各自選びつつ、シェアして、いただきます!

 

 

 城跡紀行家のO氏からお土産でいただいた「津山ホルモンカレー」は、ホルモンがゴロゴロと入っていて、こくのあるルーと混じって、とても美味しく、ご飯が進みます。Hさんとシェア、Hさんも、「おいしい!」津山のホルモンうどんも食べてみたいです。たしか、B級グルメ優勝でしたか?Oさん、ありがとうございます。 

温泉業界?の大先輩で歴史好きでもあるAさんから頂いた「迎撃カレー」は超激辛!かなあとおもいきや、意外にマイルド?と思ったら、後から辛さが舌を迎撃して染み込む、その名の通りの迎撃カレー、2杯目のご飯でとても美味しくいただきました。宇都宮氏のカレーが商品化されているのですね。ご当地ものです。Aさん、ありがとうございます。

 

 

 

 

 そのほか、定番のボンカレーは、通常とやや高級なバージョンのそれぞれ甘口と中辛。函館海の幸カレーは、磯の香りたっぷりでイカやホタテ、エビがよく合いました。

 ダイハツのしかじかカレーは、まさかの鹿?ではなく、スープカレーでした。ナスのカレーは、野菜たっぷりでした。

 

  ボンカレーとボンカレーゴールドを食べ比べたMさんによると、やはり、ボンカレーゴールドは、高級感のある味だったそうです。

 

 

 

 いろいろなレトルトカレーを食べ比べるバイキング、とても楽しいですね。楽しすぎて、写真撮影はすっかり忘れていました。

 「ごちそうさまでした。」

 お皿とスプーンで美味しさを思い出します。

 

 

 

 おやつは、「塩けんぴ」これは、ポテトチップスのさつまいも版です。

 

 

 

 

 

 これも美味しくいただいていると、予想通り?便意を催してきます。この先、熊野古道を進んで行ったあたりに、避難小屋があり、どうやらトイレもあるようですが、天気が気になるのと、もう15時くらいだから早めに下山したいのでさらに奥へ進むことは避けたいのと、便意がもう待ったなしになってきたので、「カレーの後、キジ撃ちに」と少し離れた風下で、穴を軽く掘り、用を済ませ、埋めて、ティッシュは持ち帰り。環境を考えたベストオブ野グソです。

 

 

 

 山頂に戻ると、ちょうどいい位置に小山があるので、試しに大声で、

 「ヤッホー!」

 「ヤッホー」

 やまびこがかえってきました!

 「ホッヤー」

 「おいしかったよー」

 「〇〇〇(なまえ)」

 「もっちー」

 などいろいろ叫んでみます。誰もいないので、自由な感じです。でも、

 「ち〇こー」

 とは言いませんでした。

 

 

 15:15、下山開始。Cさん、山頂から大股への道へ行こうとするので、軽くつっこんでから、急坂に気を付けながら下山。

 

 アップダウンを繰り返しながら、下りていきます。誰とも出会わないまま、17:25、登山口に到着。林道を道の駅に向かいながら、夕暮れの紀伊山地の山々を眺めます。やっぱり、奥地です。良いですねえ。

 

 道の駅に戻って、ライターのお礼で、ソフトクリームを、と思いましたが、営業時間は17:00まで。残念です。トイレを済ませながら、温泉へ行く相談をしました。

 今回、初めて行く土地だったので、下調べが不十分だったことを反省しました。また、反省点として、もう少し早めの出発、早めの行動が大切だと感じました。ライターはお姉さんのおかげで助かりましたが、誰かが持っているだろうとは思わず、自分でしっかりと用意しておくべきかなあと思いました。レインウェアは全員持っていましたが、ザックカバーは、持っているにもかかわらず私だけ持ってくるのを忘れていたし、虫に備えて、何か必要なのかなあとも思いました。

 

 

 誰とも出会わない登山は初めてでしたが、こういうことはよくあることなのでしょうか?初心者なのでわかりません。「ヤッホー」は叫びやすくて良かったですが、ちょっと寂しいので、時々出会うくらいがちょうどいいようにも思いました。

 

 伯母子岳山頂は、360度の大展望ですし、道も歩きやすく、道標も整備されているので、もっと人気があるのかと思っていました。本当に素晴らしい山です。虫の少ない季節にまた登りたいです。このあたりは熊野古道の小辺路を歩く人たちが通っていくルートなのでしょうね。熊野古道に、とても興味が出てきましたし、かなりの山奥にある奈良県野迫川村の景色の美しさに感動しました。(野迫川村の旅、温泉編へ続きます)