おのころ心平です。
私が中学生の頃の話です。
すごく好きな女の子ができて、
その彼女とどうしても
コミュニケーションがとりたい。
で、どうするかと言えば、
電話ですね。
今はすっかり見かけなくなった公衆電話から、
塾の帰りなどに電話したものでした。
しかもテレフォンカードがなかった時代なので
(テレフォンカードという響きもすごく懐かしいですね)、
10円玉をポケットの中に準備してのぞみます。
***
そして、かける前には「ふーっ」と深呼吸して、
それからぐぐっとおなかに気合いを入れます。
なぜかと言えば、電話に出てくるのが
誰だかわかりませんからね。
プルルル…
プルルル…
の後に男性の声が出たら、
そのまま切りたくなるほどの緊張感が走ります。
でも、心を整えて、
「こんばんは。夜分にすみません、
○○と言います。△△さん、いらっしゃいますか」
と。
これは登竜門とでも言うのでしょうか、
誰が出てもまずはあいさつをして、
お目当ての人につながるまでに、
まず「家」という関門を
通り抜けなければならない時代でした。
***
それが今や、大きく様変わりしています。
先日、私の二十歳の娘からLINEで
こんなメッセージが届きました。
「彼氏ができました。イギリス人です」。
「え、え?」
父親としての威厳を示す間もなく、
呆然とする私に追い打ちをかけるように、
動画のURLが送られてきます。
「今度お正月に連れて帰るので、
もしかしたら結婚するかもしれないので、
この動画を見といてください」。
「そ、そんな動画は見ない」
と、ささやかな抵抗だけはしておきましたが、
ああ、時代も変われば変わるものですね。
***
年末の雰囲気が漂ってまいりましたー。
毎年恒例のこちら。
詳しくは、こちら からー。

