おのころ心平です。
お昼の記事からのつづきです。
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…では、どう対してあげればよいのか。
「能ある鷹は爪を隠す」
のことわざ通り、
爪噛みのクセがある子は、
ある種、特異な能力を
その内側に秘めているケースが多いです。
でも、あまりに特異なだけに、
それをどう表現したらよいか、わからない。
ご質問の息子さんも、きっと、
ある分野で能力が高いのだと思います。
でも、それを十分、評価してくれる
大人や先輩に出逢っていないことで
悩んでいるのかもしれませんね。
特別な自分を見てもらうことなく、
周囲からは、常識的にちゃんとしている、
世間に通用することを求められてきた。
だから、特別な自分の能ある爪を
隠そうとしてきたのです。
でも、この心理は、
この子だけのものではなく、実は…、
***
以前、来られた親子のケースでは、
息子さんの爪噛み行為や、将来への不安よりも
【お母さん自身が、世間に対し、
自分をよく見せようとしていた】
という課題に突き当たりました。
あくまで、この親子の場合ですが
(ご質問の方に当てはまるかどうかわかりませんよ)、
このお母さんは、
息子に対していつも賢母であろうとし、
夫に対しても良妻で、
また素敵な女性であろうとしていました。
いつも化粧はきちんとし、
外に出れば、身なりもきちんとしていました。
精神的にも決して取り乱すことなく、
気持ちをコントロールする毎日。
しかしながら、
自分でも気づかないところで、このお母さんは、
日常生活に疲れを感じていたのです。
実は、結婚前の過去の自分に自信がなく、
その過去を払拭するかのように
必要以上にキチンと体裁を整えていたのでした。
(過去を消すとは、爪噛みの象徴です)
期待に応え続ける人生、
また、それをきちんとこなし続けてきた人生。
***
はい、ここでお子さんの心情に戻りましょう。
もしお母さんが世間に対して
必要以上にきちんとするよう頑張っている人だと、
そのお子さんは、
「ああ自分は、ちゃんと社会に適応できるのだろうか、
お母さんの期待に応えられる男になれるだろうか」
という悩みを大きくしてしまいます。
そんな時…。
いいですか、ここが重要ですよ。
お母さんの意外な一面に触れることが、
子どもにとって、一番の安心剤になるのです。
例えば、ジーパンの後ポッケに小銭を入れて、
いっしょにゲームセンターに繰り出す。
あるいは、お母さんだけの買い物につき合わせて、
息子に服を選んでもらう。
何でもいいんですが、とにかく、
いつも見せている母親のイメージを覆す
ことがポイントです。
***
息子さんの爪噛み自体は、
彼自身が気づき、乗り越えていく、
心理的に貴重な人生体験の材料です。
周りがやめさせようとすればするほど、
より強固になってしまいます。
本人が情熱を傾けられるものを見つけたり、
恋でもすれば、爪噛み習慣はいずれ
吹き飛ぶように忘れてしまいます。
お母さんはお母さんで、
これをきっかけに
お母さん自身のイメージをリニューアルすることです。
消そうとしていた過去の自分と
今の自分とがしっかりつながるイメージで
ぜひ、新たな自分を演出してみて下さい。
うちにいらっしゃる親子での
クライアントさんによく言うのですが、
「お母さんはいいから、あなたは幸せになりなさい」
というのでは、子どもにとっては
非常に受け取りにくいメッセージなのです。
幸せは、お母さん自身が感じていないと、
子どもには伝わらない。
お母さんがお母さんの人生に向き合ったなら、
きっと、息子さんの爪噛みなんて
気にならなくなるでしょうし、
爪噛み自体、消えていくでしょう。
そうなることを祈念して…、
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※これで最終告知でーす。
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