「能ある鷹は爪を隠す」…子供の爪噛みに見る心理。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


お昼の記事からのつづきです。


***


…では、どう対してあげればよいのか。


能ある鷹は爪を隠す


のことわざ通り、

爪噛みのクセがある子は、


ある種、特異な能力


その内側に秘めているケースが多いです。

でも、あまりに特異なだけに、

それをどう表現したらよいか、わからない。

ご質問の息子さんも、きっと、

ある分野で能力が高いのだと思います。


でも、それを十分、評価してくれる

大人や先輩に出逢っていないことで

悩んでいるのかもしれませんね。

特別な自分を見てもらうことなく、

周囲からは、常識的にちゃんとしている、

世間に通用することを求められてきた。


だから、特別な自分の能ある爪を

隠そうとしてきたのです。


でも、この心理は、

この子だけのものではなく、実は…、


***


以前、来られた親子のケースでは、

息子さんの爪噛み行為や、将来への不安よりも


【お母さん自身が、世間に対し、

自分をよく見せようとしていた】


という課題に突き当たりました。

あくまで、この親子の場合ですが

(ご質問の方に当てはまるかどうかわかりませんよ)、


このお母さんは、

息子に対していつも賢母であろうとし、

夫に対しても良妻で、

また素敵な女性であろうとしていました。


いつも化粧はきちんとし、

外に出れば、身なりもきちんとしていました。

精神的にも決して取り乱すことなく、

気持ちをコントロールする毎日。

しかしながら、


自分でも気づかないところで、このお母さんは、

日常生活に疲れを感じていたのです。


実は、結婚前の過去の自分に自信がなく、

その過去を払拭するかのように

必要以上にキチンと体裁を整えていたのでした。

(過去を消すとは、爪噛みの象徴です)

期待に応え続ける人生、

また、それをきちんとこなし続けてきた人生。


***


はい、ここでお子さんの心情に戻りましょう。


もしお母さんが世間に対して

必要以上にきちんとするよう頑張っている人だと、

そのお子さんは、


「ああ自分は、ちゃんと社会に適応できるのだろうか、

お母さんの期待に応えられる男になれるだろうか」


という悩みを大きくしてしまいます。

そんな時…。

いいですか、ここが重要ですよ。


お母さんの意外な一面に触れることが、

子どもにとって、一番の安心剤になるのです。

例えば、ジーパンの後ポッケに小銭を入れて、

いっしょにゲームセンターに繰り出す。


あるいは、お母さんだけの買い物につき合わせて、

息子に服を選んでもらう。


何でもいいんですが、とにかく、

いつも見せている母親のイメージを覆す

ことがポイントです。


***


息子さんの爪噛み自体は、

彼自身が気づき、乗り越えていく、

心理的に貴重な人生体験の材料です。


周りがやめさせようとすればするほど、

より強固になってしまいます。


本人が情熱を傾けられるものを見つけたり、

恋でもすれば、爪噛み習慣はいずれ

吹き飛ぶように忘れてしまいます。


お母さんはお母さんで、

これをきっかけに

お母さん自身のイメージをリニューアルすることです。


消そうとしていた過去の自分と

今の自分とがしっかりつながるイメージで

ぜひ、新たな自分を演出してみて下さい。


うちにいらっしゃる親子での

クライアントさんによく言うのですが、


お母さんはいいから、あなたは幸せになりなさい


というのでは、子どもにとっては

非常に受け取りにくいメッセージなのです。


幸せは、お母さん自身が感じていないと、
子どもには伝わらない。

お母さんがお母さんの人生に向き合ったなら、

きっと、息子さんの爪噛みなんて

気にならなくなるでしょうし、

爪噛み自体、消えていくでしょう。

そうなることを祈念して…、


***

※これで最終告知でーす。

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■日程 2016年3月10日(木)


■開催場所:KFC Hall&Rooms  Room111
 
■会場へのアクセス
 都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口に直結
 JR中央・総武線「両国駅」東口より徒歩約6分

■開催時間:開場9時50分

・勉強会10時15分~12時
・書籍販売(&サイン会)12時~12時半 


■参加費:5000円

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