おはようございます。
おのころ心平です。
書店に行くと、
9割の●●は…
●●の9割は…
というタイトルの本をよく目にしますよね。
9割は…
ほとんどは…
大部分は…
でも、自分が求めているものは、
実際のところ、
残りの1割だったりする。
「9割」という言葉の魔法は、
間違いなく大勢をつかみたい、
という所属欲求と
外れて1割ならば、
自分は特別なんだ、
という承認欲求とを
デリケートに上手に
つかんだ表現だと思います。
***
常識的、
一般的、
標準的、
平均的…
そんな生き方を、
1mmもはみ出ないで生きている人って、
果たしているのでしょうか?
僕は長年、カウンセリングの現場で、
「常識的には、そうなるはずですよね」
「標準的には、こうよね」
というクライアントさんの
言葉に接してきました。
常識、標準とは違う
自分を吐露されるのです。
でもね…、
言っておきますが、
実は、みーんな、例外を生きています。
「はい!私、常識的に生きています」
と堂々という人ほど、かなり逸脱していたりします。
常識という言葉を自分と対極に置くとき、
「自分は社会に流されていない」
という認識で使います。
あるいは、
常識的に生きていない自分を責めたり、
社会の流れに沿えない自分を
擁護するように使う場合も。
常識という言葉は、むしろ、
「自分は特別なんだ」という
自認欲求のためにあるのかもしれない…。
*****
ところで、食事療法の世界は、
往々にして、
考え方の対立が生じやすいです。
それは、どの療法も、
それを開発し、実践した先生の
人生哲学が反映されるからです。
一代で、療法を確立されるくらいの
ダイナミックな人生の持ち主なので、
それはそれは非常識的な生き方です。
その非常識な人がすすめる食事療法が
万人に適応するはずがない。
どんな療法も、
ある人には、この療法がマッチし、
ある人には、あの療法がマッチする。
それしかありません。
それでいいのです。
***
食事療法をはじめ、
代替医療の多くは、
再現性の実証がきわめて難しい。
科学的な再現性の担保が
常識的な医療なのだとしたら、
代替医療や食事療法は、
療法とクライアントとの相性一発勝負の
非常識療法と言えるかもしれません。
でも、またこう考えることもできます。
常識があるからこそ、
非常識が功を奏する…。
非常識があるからこそ、
常識が生きてくる…。
うう、禅問答のようだ。。。
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