おのころ心平です。
中国、宋の時代の医師、
陳言(ちんげん)が提唱した、
三因方(さんいんぽう)
によれば、
病気の要因は、
・外因
・不内外因
・内因
の三つに分類されるとのこと。
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外因…
自然界には六つの気があり、
(風 暑 湿 燥 寒 火)
それぞれに異変が生じると、
人体に侵入して六淫となります。
これらが人体を流れる
気の通り道である経絡に
流れ込んで臓腑に触れると
病気を発症する、という考え方です。
外因論は、細菌やウイルスが
まだ発見されていなかった時代の
感染学と言えるでしょう。
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不内外因…
内因でも外因でもない、
飲食の不節制、
外傷、
寄生虫、
過労、
運動不足、
などを指し、
さらには体内で
二次的に生成された
痰飲、
瘀血、
内湿、
内寒、
内熱、
内風、
内燥
などが挙げられています。
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そして、
内因
です。
人の常なる性(さが)として
七つの情があり、
(怒 喜 憂 思 悲 恐 驚)
それぞれが乱れると、
臓腑から鬱気が生じ、
それらの兆候が四肢に現れると
考えられました。
以下、より具体的にみてみましょう。
●怒れば、気は上昇。カッとなって気は逆上。
上に上昇するので、気のカラダは頭でっかちとなり、
ところどころが破けてふしゅーと湯気が出る。
これが過ぎると肝臓を傷つけ、血液を濃くする。
●恐れれば、気は下降。恐ろしくて腰がぬける。
下に下降するので、気のカラダは下半身が
むくんだようになり、歩みがのっそりとなる。
これが過ぎると腎臓を傷つけ、血液を不足させる。
●喜べば、気はゆるむ。うれしくて気がゆるむ。
気が胸に集中し、ときめきを感じやすくなる。
また同情しやすくなり、相手の感情ボディに引き込まれる。
これが過ぎると心臓、自律神経、肺に影響。
●驚けば、気は乱れる。驚くと気が動転する。
気が拡散するので地に足がつかない。
(びっくりしやすい人は人生の方向が定まらない)。
これが続くと、筋肉、運動神経、感覚神経に影響。
●悲しめば、気は消える。生きる気力がなくなる。
気のカラダは、臨界がはっきりしなくなる。
自分という境界線を失う。
これが過ぎると内臓全体の栄養が足りなくなる。
●思わば、気は固まる。気がふさぐ、気が動かない。
気のカラダの流れを停まる。柔軟性がなくなり、
感情ボディ上のけいれんをおこす。
これが過ぎると胃、脾臓、膵臓、消化器系を傷つける。
●憂えば、気は縮む。気をもむ。ココロが沈む。
気のカラダは四角くなる。パターン化されたぎこちない動きとなる。
これが過ぎると肺、脾臓を傷つける。
内因論こそは、
現代の精神神経免疫学、
と言えるかもしれません。
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漢方を学ぶ=ココロとカラダのつながりがわかる。
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★講師:寒河江二子(そがえふたこ)
漢方カウンセラー、国際中医専門員
20代前半、カナダで過ごし、帰国直後に
ひどい湿疹とアトピーが発症。
治療するもよくならず、
諦めかけたときに漢方に出逢う。
それをきっかけに漢方(中医学)の勉強を始め、
漢方サロンや漢方薬局にて臨床経験を積む。
現在は「漢方の二葉堂」で漢方相談を行う傍ら、
難しいと思われがちな漢方をわかりやすく伝える
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