みなさんこんにちは、5年間のひきこもり生活のあと精神科医などをしているパパ見習いの植物男子Kです (*'▽')やしの木

 

 

以前、国語はなぜ必要かについて書いたときに、罠だらけの大人の社会で自分で答えを出せる論理の力が必要で、国語はその基礎となるといったことを書きましたが、今回はそれを深堀したいと思います。

 

 

今回特に書きたいことは、正しく情報を選別して自分を守るためにはどういうことに気を付けたらいいのかということ。

 

 

ポイントは、自分が話すことの根拠を常に考えておくこと、その姿勢が相手の話を鵜呑みにせず常に根拠を求める姿勢に繋がり、簡単に騙されることがなくなるということです。

 

 

今、副業がブームになっていると言われていますが、 僕自身、お金や副業について勉強し始めてから、 詐欺はもちろん、合法詐欺と呼ばれる人の無知につけこんだものなど、残念ながら世の中には頭のいい人によってつくられた「知らない人」を騙す仕組みがたくさん作られていると知り、豊かに生きていくためにはお金を「稼ぐ力」や「貯める力」だけでなく「守る力」が必要だなと感じています。 

 

 

 

では守る力を高めるために必要なものはなにかと考えた時、 

 

①まずは現実を知る 

 

②正しいとは何かを知る。 

 

③身を守るために必要な基本的な知識を得る 

 

の3つかなと思うのです。 

 

 

つまり、 

 

 

①世の中には平気で他人を騙してお金を奪おうとする人が想像以上に多いことを知る。 

 

自分が話すときも、相手の話を聞く時もエビデンス(論拠)意識する。

 

③お金の基礎知識や詐欺について知る 

 

 

 

その中で①と③はブログやYoutube等でも多くの情報が紹介されているので簡単に箇条書きで割愛させていただき、今回は特に②について書きたいと思います。

 

 

・・・ふむ猫あたま

 

 

 

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目次っぽく

 

 

まず最初にここから話したいことを箇条書きにしてみました。 

 

①残念ながら世の中にはあなたを平気で騙してお金を奪おうとする人が想像以上に多い。 

 

・世の中は賢い人がルールを作っていて、知らない人は損をするようになっている。 

 

 学校ではお金の知識を教えない。結果的に勉強していい職業についた人が儲けやすい状況が作られている。 

 

 

・世の中は基本的に弱肉強食であり、暴力でお金を奪うことは犯罪であるけれど、知らずに騙された場合は犯罪にならないことが多い。 

 

 楽天やメルカリ、大手銀行といった社会的信用のある会社ですらリボ払いなどを使って「知らない人」をはめ込むための商品で稼いでいる。 

 

 テレビ、パチンコやタバコ、携帯ゲームなど人が熱中するしくみで稼ぐ企業。 

 

 欲望や不安を煽って顧客を獲得する企業 

 

 

 

②情報を正しいと判断するにはどうすればいいのか 

 

 ○正しいとは何か 

 

 意見と事実は全く違う 

 

 意見は誰かの考えで根拠がなくても言えるもの 

 

 ➡他人を盲信するな、肩書に振り回されるな。 

  

 

 事実は根拠に基づくもの 

 

 根拠が正しいかどうかを判断できるか 

  

 

 ○批判的吟味の姿勢を持とう。 

  

 相手が証拠だと話すことが信頼できるのか 

 

 エビデンスと推奨度 

 

 

 

③基本的な知識を学ぶ 

 

○お金の知識 

 リベ大両学長さんを引用してざっくりまとめ。 

 

  貯める力 

   収入↑-支出↓=貯める力。 

  稼ぐ力 

   自分を最大の資本とせよ。出来る副業もある。勉強しながら行動しよう。 

  増やす力 

   まともな資産運用をする。不動産はしっかり勉強する。 

  守る力 

   詐欺師にだまされない。相場を知ろう、楽して儲けられる話はない。 

  使う力 

   お金は使って幸せに換えるもの。貯めるだけでは人生が豊かとはいえない。 

 

 

○騙されない為の知識 

 

・マーケティングの知識を知る。 

 →情報でお金を稼ぐための知識 

 →文章は読んでもらうためではなく行動させるために書く 

 

・人の悩みはお金になる。 

 ・悩みを解決してお金を稼ぐ  

 ・悩みを解決できそうだと思わせてお金を稼ぐ 

  ➡楽をして問題を解決したいという期待を利用して嵌める。 

 

 相手の文章や会話を聞いてどこに儲けるポイントを置いているのかを考える癖をつけよう。 

 

 

①と③のテーマについてはいろいろ各所でも言われているので今回は割愛します。 

 

 

②情報を正しいと判断するにはどうすればいいのか 

 

 

〇フェイクニュースに踊る人。 

 

 

みなさんはウソをついたことはありますか? 

 

 

もしかしたら私はウソをつかないように気を付けているという方もいらっしゃるかもしれません。 

 

 

確かに相手を騙してやろうという意味でウソをついている人は少ないかもしれませんが、では正しくないことを話してしまうという意味でウソをついてしまったことはありませんか? 

 

 

例えばフェイクニュースに驚きリツイートしてしまった。 

 

 

ここで言うウソにはそういう意味でのウソも含まれます。 

 

 

悪意がなくてもその情報が正しいかどうかわからないのに他人に話しているという時点で、人はウソをついてしまっている可能性があるということなのです。 

 

 

そしてこのように自分が悪意なくウソをついてしまいがちにもかかわらず、そのことを認識していない人は、たいていの場合、他人のウソにも簡単に騙されてしまいます。 

 

 

「リボ払い、節税になるというワンルームマンション投資、不要な保険に入る。」 

 

 

こういう他人のウソに簡単に騙されないようにするためには、もちろんそういうニュースを知っておくことも重要なのですが、すべてのことを知っているとも限りません。

 

 

もし知らないものが来た時に根本的に正しいかどうかを判断できる力が必要ですし、裏を返せば、自分自身も他人にウソをついてしまわない力が必要で、本質的には「正しいとは何か」を知ることが大切なのです。 

 

 

 

 

〇正しいとは何か 

 

 

正しいとはなんでしょうか? 

 

 

結論から言えば正しいと言い切れることは非常に少なく、ほとんどが正しいと言い切れない曖昧なものです。 

 

 

例えば 1+1=2 が正しいというのは、たいていの場合言い切れますが、※

 

※エジソンは幼少時代に1つの粘土と1つの粘土を合わせたときに、大きな粘土が1つできることに注目し、この算数式に異議を唱えたそうです。

 

ビーガンのような菜食主義が正しいかどうかは、判断するひとそれぞれによって答えが変わるなど、はっきりと正しいかどうか答えが出ないものもこの世には多くあります。 

 

 

現にコロナウイルスに対する対応もまた「正しいかどうか分からない」というものがたくさんあり、 

 

マスクが効く 

GoTOキャンペーンが悪い 

緊急事態宣言が効く 

アビガンが効く 

レムデジビルが効く。 

ワクチンが効く 

 

 

など「数年後正しかったと判断できるかもしれないけれど現時点で正しいかどうか言い切れない」というものや「立場によって変わる」というものもたくさんあります。 

 

 

 

〇事実と意見 

 

 

このように正しいと言い切れることはすくなく、ほとんどが非常に曖昧なものという前提のもと、自分がどう判断するかにおいて考えておきたいのが、「それが事実なのかただの意見なのか」という視点です。 

 

 

人が何かを話すとき、必ずこの事実と意見を混ぜて話をしています。 

 

例えば .........

 

コロナ感染症は冬になって増加してきており、←事実 

緊急事態宣言が必要である。←意見 

 

 

都心部のマンション価格はこの10年値上がり続けており、←事実 

マンションを買えば儲かる。←意見 

 

 

ディズニーランドは(楽しい)キャラや(面白い)アトラクションがあって←事実(意見?) 

何回言っても飽きないものだ。←意見 

 

 

事実とは実際に起こっていることが明らかな事柄で、つまり誰からもケチの付けられようのないこと。

 

意見とは人それぞれ異なる可能性のある物事に対する意識や見方のこと。 

 

 

この事実と意見を分けて考えていないと、人は他人の意見に簡単に騙されてしまうのです。 

 

 

 

〇騙されない技術 

 

 

・批判的吟味という言葉 

 

医療の世界ではもちろん、法律、数学、科学など多くの分野においてもおそらく常識とされていると思いますが、批判的吟味をせよと言われることがあります。 

 

 

「事実のように言ってるけど、本当にそう?」

 

「どういう論拠があってそんな意見を言ってるの?」

 

 

つまり事実とされていることや何かの意見があったとき、とりあえず疑えという姿勢のことです。 

 

 

現在の医学ではEBM、エビデンスをベースにしたメディスン。

つまり証拠のある医療をやりましょうというのが当たり前になっており、行われる治療はガイドラインに沿っており、ほぼすべての治療にエビデンスレベルや推奨度などの項目が設定されています。

 

 

 

○エビデンスとは 

 

 

エビデンスは日本語にすると証拠のこと。 

 

医療においては治療薬や手術などの処置にどのくらいの割合でどのような効果をあるかを示す際に使用され、過去の研究などの統計学的なデータを元にその証拠能力がランク付けされています。 

 

 

エビデンスの詳細については他のサイトをご参照ください。 

推奨の強さとエビデンスレベル - 日本緩和医療学会

ガイドラインとは:[国立がん研究センター

 

いくつかの例で説明すると 

 

 

・症例報告

AさんとBさんにCという薬を飲ませたら病気が治ったのでこのCという薬は病気に効く可能性があるという報告。 

 

→エビデンスレベルが低い。Cを使っていないと治らなかったといえず事実とは言い切れない。ただし事実ではないとも言い切れない。 

 

コロナにインフルエンザの薬が効いたというニュースが超昔にあったけどそれ。

 

 

・ランダム比較試験 

病気になっている1万人をランダムに5000人ずつに分けて、Cという薬を飲ませた群とCという薬に見せかけた小麦粉を飲ませた(プラセボ効果を排除するため→盲検)群を比較した結果、Cを飲んだ群の病気が治った率が偶然とはいえないレベルで差がついていた。 

 

→エビデンスレベルが高い。かなり信憑性の高い結果。ほかの要因が隠れていなければ、Cという薬が使える可能性が極めて高い。 

 

 

例:残念ながら藤田保健衛生大学の試験によってアビガンが多施設非盲検ランダム比較試験によって効果があると言えるほどの有意差がなかったとの報告がありました。

 

この試験から言えるのは➡アビガンに効果があるとは言えなかった。

 

 

というような具合で医療はもちろん責任を求められる世界では正しいかどうかについてエビデンスが求められることが多いのです。 

 

 

 

○エビデンスは自分を守る。 

 

 

このように日頃からエビデンスを意識して話をしている人は、相手の話にもエビデンスを求めます。 

 

「安心です。儲かります」という相手の主張に対し、数字的、論理的にそういいきれるのか、不都合な真実やリスクを隠していないのかとまず疑うので、結果的に自分を守ることにつながるのです。 

 

もちろん騙される医者もいたようですが・・・。

 

 

○本当にそのエビデンス正しいの? 

 

相手の話のエビデンスを意識することができたなら、次はそのエビデンスが本当に正しいのかを判断しなければなりません。

 

先ほど医療におけるエビデンスレベルについて紹介しましたが、これを一般の社会においても適応していくことが情報を判断するために第一歩だと思います。 

 

 

一般的にエビデンスレベルが高いものをランクづけしていくと 

 

・事実 ★★★★★★★★★★★ 

 研究するまでもなく文句のつけられない事柄 

 

・研究論文に裏打ちされた事柄 ★★★★~★ 

 研究の種類によって証拠としての強さが変わる  

 

・教育における経験談   

 指導者としての複数の経験★★★ 

 個人の成功体験★★~ 

 

 →教育は様々な背景や要因が入り混じり、あえて差をつける研究などもしにくいためエビデンスを示す研究が難しく、どうしても経験談がメインとなってくる。 

 

 

 

(おまけ)エビデンスレベルが極めて低い論理展開例 

 

 

 

僕の知り合いの東大生は使えないから東大生はたいしたことない。 

  

 →すべての東大生と東大生でない人を比較して、使えない人間の数を算出して優位差があるかを証明しなければそれを言うことはできない。 

  

 

 

事実も確認せずに批判する人たち 

 出典:吉村知事 蓮舫氏のツイートに「事実を確認してから発信して下さい」

 

 →単純な数字すら読んでおらずエビデンス以前の問題。

  

 しかし吉村知事も過去にうがい薬について発表したが、研究をしている医者の示すエビデンスの雑さを見抜けず研究を発表したのは愚かだったと思う。

   

 

 

 ③今の給与だけでは不安なので〇〇投資を始めるべきだ。 

 

 →勉強しなければ騙されてしまう。 

 

 

 

 

 ④東大生が教える○○という本に書かれていたから正しい。 

 

 →東大生だとしても論拠の薄い主張をしている本はある。 

  あくまで数字と環境要因を精査して言い切れるかをはかるべき。 

  肩書きを妄信してはならない。 

 

 とある「東大生が教える本」で勉強部屋は絶対自分の部屋などと書いている項目があり、

 おお!佐藤ママに喧嘩売ってきてるぞこいつ。何を言うんだろうとワクテカしていたら

 

 その理由は高校生にもなったら親に聞くこともないし、勉強道具の移動もめんどくさいし、自分の部屋で勉強するっしょ!

 的なものでした。

 

 

 ⑤医者が言っているから間違いない。 

   

  同じく肩書きを妄信してはならない。 

 →例えば医者でも患者の利益ではなくて、病院の利益のために予防医学等に対して消極的になりうるジレンマ的構造がある。 

 

 →ちなみに普通多くの医者は絶対治りますとは言わない。エビデンスが高く治る可能性が高いとは言うけれど、それはあくまで可能性。 下手なことを言うと訴えられる可能性がある。

 

 

 

 

 

(おまけ)ネットにおけるリテラシー。 

 

 

・分からないことは調べるべきだが、ブログだけでなくYoutubeでも調べるべし。

 

・ブログは読んでもらうためではなく行動させるために書いている人がいると知る。

アフィリエイトブログでは契約してもらえるとお金が得られるのでいいことしか書かない。


→示されるエビデンスも自分に有利な偏ったものになるケースが多く、批判的吟味をするべき。


→ブログなどを見るときは書いた人がどのようにお金を得ているのかを意識する。 

 

 

 

 

 

まとめ。 

 

今回は様々な情報が乱れ飛ぶこの現在において何が正しいのかを判断する力を持つことで自分の身を守るための考え方について自分なりに書きました。 

 

 

①この世界は基本的に知らない人、学ばない人に対して厳しい面があることを認識する。 

 

②入ってきた情報が正しいかどうなのかをまず疑い、自分の知識や経験だけでなく、偏った情報ではないかを考慮して調べる癖をつける。 

何かを話すときは常にエビデンスがあるのかを意識すること。 

 

③日頃からアンテナを張って情報を得ておくこと。 

 

大切なことは日頃から自分の言葉に責任を持てるよう考えておくこと。そうすれば多くの情報から正しい情報を選ぶ力も身についていくはずです。 

 

 

ではまた(*'▽')