複雑シグナルを読み解こう(貴族か!と批判された総理の動画を別の観点で) | ワンセルフカードの広場

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ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

 

このところの早い状況変化に

ブログを書いては没にしています。

苦笑。

 


 

ですが「更新楽しみにしています」と

最近読者になった方から

愛ある感想と励ましを頂きましたので

「ちょっと万人受けしないかな」と思って

下書きファイルに入れていたものを公開。

 

さてそれは安倍総理の

「うちで踊ろう」のコラボ(?)動画への

沢山の怒りコメントのニュース → こちら

を見ていて思い出した

プロセス指向心理学の開祖、

アーノルド・ミンデル博士の言葉

 

 

そしてワンセルフカードの

「伝」と「言」のカードのメッセージ。

 

 

※下記はご存知のようにご本家の呼びかけ動画

 ↓

 

 

下記は長くて少々理屈っぽい内容になりますが

タイトルにご興味ある方は

読み進めてくださいませね。

m(__)m

 

~~~~~★~~~~~~

 

今から20年前がん治療を終え

初めて行ったところが上述の先生の

公開カウンセリングでした。

 

 

元々彼のカウンセリングに興味があり

著書を読み漁っていたので

書籍に入っている読書カードを郵送したら

出版社から来日セミナーの案内が来たのでした。

(20年前はまだこんな方法が情報収集手段でしたね)

 

さてプロセス指向心理学は文字通り、

道のりに沿って行うカウンセリングですが

その特徴はどんな葛藤や混乱、対立にも

それ自体に「智恵や宝が内包されている」

を前提とするものでその内容は

心理学の枠に留まらず文化人類学、

哲学、社会学、政治学等の要素も入る

興味深い「ワーク」です。

 

では今日の本題を著書から抜粋すると

 

 

 

”メッセージやシグナルには

 意図されているものと、

 無意識的なものがある。

 

 私は意図されているメッセージを

 「一次シグナル」

 意図されていないメッセージを

 「ダブルシグナル」と呼んでいる。”

 

~『紛争の心理学』講談社現代新書(2001年出版)より~

 

これだけでは???ですよね。

m(__)m

ですので上記の本に出ている

具体例を引用しますね。

 

20世紀の終わりのオレゴン州の小さな町で

ゲイの人権について話し合う集会があり、

人々はカジュアルな服装で参加していたそうです。

 

会の半ばで白いYシャツにネクタイ姿の

60代前半とおぼしき紳士が意見を言い始めます。

彼は聖書を持って登壇し自信ありげな笑顔で

「私は謙虚な人間です。

 聖書を信じています。 

 ゲイは神とのつながりを失っているので

 救われる必要があるのです」と述べたそうです。

 

 

それまで会は意見を聞き合うムードだったのに

彼のこの言動で場のエネルギーは一変。

そこにいた人々は複雑な感情を抱き始め、

不快な気持ちが大きくなり

最終的には多くの人が怒り出したそうです。

 

(↑今回のネット炎上とこの部分が

  深いところで一致していると思ったのです)

 

ここでオレゴンの紳士の一次的なシグナルは

 

・自分は謙虚な人間

・私は信心深い

・ゲイの人たちは問題を抱えている

 

そして二次的メッセージとも言うべき

ダブルシグナルは

 

・(聖書は多数派の象徴で

 20世紀後半ではアメリカといえども)

 同性愛に理解を示していない階層の代表者

 

・彼の微笑みは優越感の表われ

 

・彼の服装+聖書+笑顔=

 「人々よ、私こそが真実である」という押しつけ

 

勿論この紳士は

ダブルシグナルのように伝わるとは

さらさら思っていなかったはず。

(おそらく総理も)

 

 

このようにダブルシグナル(二次メッセージ)は

本人の意識的な思惑とは異なり、

独り歩きしてしまうところがあるのです。

 

特に今のように長期化するコロナ問題で

多くの人が不安や苛立ちといった

ネガティブな感情が持っていると

否定的な部分がより増大していくのです。

 

 

総理の肩を持つ気はないのですが

安倍さんもよかれと思って

「みんな、おうちにいようよ。

 このようにゆったりした気持ちで」

ということであの服装や小物を選んで

動画を誰かに(家族?秘書官?)

撮ってもらったのでは?

 

でも伝わってきたのは

たとえば↓

 

・時間やお金に余裕がある人

 

・家では仕事や家事をしないでよい身分

 

・(星野さんは「この曲をコラボして」

 と言っているのにそれをしないことで)

 話を聞いてくれない人

 

 

私なんかね、当初見た時は

「洋犬なんか優雅に撫でて何よ!、ふん!!」

ヽ(`Д´)ノプンプン

なんて思いましたよ。

 

総理が犬を抱いている姿から

あたかも007のような国際スパイ映画の

影のフィクサーが悪だくみをしている映像まで

夢想してしまいましたよ。

ワンちゃんには何の罪もないのにね。

(-_-;)

 

 

と、ここまで思い描いたところで

「まぁ、私、ずいぶん気持ちがすさんでいるのね」

と気づき、

頭の中の上映会をstopさせました。

(;'∀')

 

でもこのダブルシグナルを知らないでいたら

自分でねつ造した映画をまだ回して

勝手にプンプンして不愉快な気持ちを

増大させていたかもしれません。

(;´・ω・)

 

とここまで書くと読者の中には

「まぁ、怖い・・・。

 今は何も表現しないのが一番ね」

という気持ちになる人もいるでしょうか?

 

そこで私が伝えたいこと、二つ!

(*^^)v

 

一つはあなたが何をしても、

あるいは何をしなくても、

いつでも、何かが、

誰かに伝わっている、

ということ。

 

 

 

だからこそ、ワンセルフカード

「伝」のサブメッセージ。

 

「伝えた」では特にリーダーはだめなのよね。

 

 

「どんなふうに伝わっているかな」

「私の意図はちゃんと伝わったかな」

というチェックやリサーチ。

伝わっていなかったらフォローや陳謝。

 

二つ目は上記を踏まえて、

今大事なのは「正直さ」。

 

 

ここで私がいう「正直」とは

知らないことは「知らない」と言い、

予測が外れたら「外れた」と言い、

今起きていることがわからない時は

「わからない」と言い、

出来ないことは「出来ない」と言う、

ということ。

 

なんといっても言霊の国ですから

言葉は確かに大事ですが

と同時に言えることは言葉以外の

その人の気配、本音といったものが

伝わっていくのです。

 

 

首相がもし下記のように

言っていたらどうでしょう?

 

「家で動画撮るなんて初めてですし

 この呼びかけも大分経ってから知って

 お恥ずかしい限り。

 なんせお金の苦労を子供の頃から

 してこなかった私なので

 今困っている人の気持ちが

 心底わかってない部分が

 あるかもしれないけど、

 でも今ある危機を

 皆さんに協力してもらうことで

 乗り越えようと思っているのですよ。

 踊りも歌も下手くそなので

 音楽だけ使わせてもらって星野君、

 ごめんね」。

 

こんなことを言っていたら

あるいはその気持ちを込めて流していたら?

(って、言うわけないか。。。。(;^ω^))

 

 

最後に私、正直に言いますと

ネットとかITとかホントわからずに

ここまで来ております、はい。。。

(ガラ携からスマホにしたのも大分遅かった・・・)

 

 

ですのでZOOMでセミナーとか

リモート飲み会だとかする方法も

チンプンカンプンで。。。。

きっとやったら私の想像よりも、
ずっと豊かだということも

わかるような気がするのですが

なんせパソコンも古くなって動きが悪く、

そろそろ取り換えなきゃと思っていた矢先に

こんな世の中に・・・。

いつも業者か詳しい卒業生に頼んで

PCの引っ越や配線をやってもらったきたので

もうしばらくはこの「望まぬ鎖国状態」を、
「あってよかった孤独レッスン」

にしたいと思ってます。

 

 

でもネットをを使って

皆さんがワンセルフカードで集いや

セッションをやるのは自由ですからね~。

(*^^)v

 

 

今日も最後まで読んでくださり

ありがとうございます。

m(__)m

 

※追記

 ミンデル博士の別のメソッドをベースにした

 オリジナルカードワークがあります。

 その名は「オーセンティックワーク」。

 → こちら

 

  

 

いつかまたこれをご披露する日が来ますように。

 

【補記】メモ 

(1)4/1付でHP を更新


(2)認定トレーナーの開講日程 を3/27付で更新

 

(3)このブログとは別の内容で書いている

  個人ブログ → こちら