■本当に求めているもの

我が家のセキセイインコのあいちゃんは、いつも私の手でご飯を食べさせてもらうのを求めてくるんです。
あいちゃんは、生後2ヶ月の時にうちに来てから、食べ物を奪い合うような経験をしていないので、食べ物がないという恐怖心がありません。
 
食べたいときに必要な量だけ食べるので、うちでは24時間、好きなときにごはんが食べられるようにしているんです。
 
だから、自分で食べようと思えば、いつだって食べられるんです。
 
でも、わざわざ私の手から食べさせてもらうと思うのは、何だろう?と考えたとき、あいちゃんにとって私の手の上のごはんは、「愛情が物質化したもの」なんですよね。
 
雄鳥は雌鳥に求愛するときに食べ物をプレゼントする習性がありますが、あいちゃんは雄だけど、私からごはんをもらうことで、愛を感じようとしているのだと。
 
そんなとき、ふと思い出すのが、自分がまだ小学生になるか、ならないかのとき。
父に冗談でよく「お金ちょうだい♥」って言っては、小銭をもらっていたんです。
 
でも、本当はお金そのものがほしいのではなく、そうした「父の愛情の物質化したもの」を求めていたのですよね。
 
だから、たまにおねだりしすぎたときに、父から「お金が欲しいなんて、言うものじゃない!」と叱られて、違う意味で傷ついたところがあったのですよね(苦笑)。
愛情を拒否されたのだと。
 
それをアラフィフになった今でも覚えているということは、当時、相当ショックを受けたのかも。
 
愛情は目に見えない。だから、感じる能力がないと伝わらないこともあるし、やはりちゃんとわかりやすい形で見せた方がいいこともある。
 
それでいうと、母と喧嘩したとき、「私はお父さんにも、お母さんにも、"愛情がないとできないこと"をやっているのだー!」と怒ったら、母の態度が変わったのですよね。
 
ようやく娘の愛情に気づいたという…(苦笑)。
 
もちろん、それなりには娘から愛情をもらっていると思っていても、やはり、私が忙しいときは対応してられないこともあるので、母自身、「あまり自分は大切にされていないのかもしれない」と感じてしまっていたところもあるのかも。
 
というより、私の母の世代(終戦ごろ)のときに生まれた人たちは、「生きるか、死ぬか」の状況で、親との関係がたっぷりとれなかったこともあるからか、どこか愛情不足なところがあるような感じがします。
インナーチルドレンが傷ついている、というのか。
 
愛情を与えたら、愛情が返ってくる。
だから、愛情を求められたら、惜しみなくささげることも大事。
この三次元では、相手の“五感で分かる形”で。
 
そんなことを思うものです。
 

■あいとひかりのたね 

あいのたね「“感謝する”という、魂の美しいしぐさ」

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