■言葉だけでの表現は難しい!
私は今、著名人インタビューの仕事をしていますが、15年続けていても、飽きないです。
色々な人がいて、色々な生き方、人生観があって、どれも自分の人生の参考になるし、
やはり精神を磨いている人達の言葉は素晴らしく、「多くの人に伝えたい!」と思うからです。
仕事うんぬん、というのを超えて、とにかく伝えたい!!
もちろん私も生活はあるし、原稿を書くのは身を削る作業なので、その分の対価はいただきますが、単にお金のために取材したり、原稿を書いたりしているわけではありません。
◇
最近は、ご年配の俳優さんの話を伺うことも多く、そのときに「心に秘めている思い」があるんです。
それは、
「この方の"人生の記録"を、きちんとこの世に残したい」
ということ。
その方が人生を通して学んだことは、残された私たちにとっても、きっと役立つヒントがあるから。
人生とはなにか。生きるとはなにか。
色々な役を生きたことで、人生に対して見えてきたことはなにか。
長年俳優業をやられている方って、もう「職人さん」みたいなところがあるんですよね。
俳優業に限らず、大工さんでも料理人さんでも、何かを極めた先に見えるものって、似ているところがある。
「人の道」に通ずるというのか。
だから、すごく勉強になるのですよね。
正直言うと、「言葉」では伝えられるものが限られているのが、ちょっと歯がゆいんです。
「生きる」という言葉1つでも、真剣に生きてきた人が発すると意味合いや輝きが変わるから。
単なる文章化では、半分も伝えられないんです。
だから、文字お越しをして、そのまま文章にしても、いい原稿にはならない。
その言葉に含まれる思い、ニュアンスをくみ取り、言語化するのが私たちライターの仕事なので、
薄っぺらい表現にならないように、頭を悩ませながら、ニュアンスを含め、原稿で伝えたいと思っています。
それはもう、仕事だとか、原稿料だとか、そんなものをすっとばして、「自分が与えられたお役目」だと思って、プライベートの時間を削っても、何度も読み直して書いているのです。
新聞は、「報道」という立ち位置なので、取材相手に原稿のゲラを見ていただくことができないので、ミスがないように、念入りにチェックする必要があり、本当に慎重に作業を進めています。
未だ、原稿を提出するとき、さらにゲラをチェックして、担当者に修正の返事をするとき、ちょっとドキドキします(笑)。
(もちろん、取材も、未だ慣れず、ドキドキします・笑)
枠が限られているので、実際に伺った話の半分もつたえられないことがあり、泣く泣くカットすることもよくあります。
「何を残し、何を捨てるのか」の編集力も問われるのですよね。
「何を残すのか」は、読者さんにとっていい情報であるか、を最優先にしますが、「文章の流れ」もあるので、たとえ残したくても、まとまりのある文章にするためにカットすることもあったり…。
文章は正解がない分、本当に難しいのですよね。
結局、取材をする、原稿を書くという作業は「自分の人間力」も問われるんです。
だから、私自身も、自己を磨かないといけないと、日々、勉強中です。
だからこそ、「ゴールのない仕事」なのですよね。
今な情報過多の時代で、書いた原稿も埋もれやすくなっていますが、心を込めて書いているので、
よかったら、ここのまとめたページ↓で、興味ある記事を読んでみてくださいね!
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