はじめまして

このブログでは音楽講師をお仕事にされていらっしゃる先生方に向け、お教室運営にまつわる様々な事例や 生徒さんがモチベーションを保ち続けるレッスンのヒントなどを、自らの経験を元にご提案して参ります。(あッそれ以外もモチロンあります(^^);
もし「コレ使えそう!」というモノやコトがございましたら、どしどし取り入れてみて下さい! 無断転用大歓迎ですから~。。
お使いになられてみてお気づきの事や ご意見 お問い合わせなどございましたら、何卒コメントを お願い致します。
またナイショ話はメッセージにて承っております。
追って此方より返信させていただきますので、宜しくお願い致します。




__.JPG



こんばんは~(^_^)/***

本日も岡本(らっきょ)のブログへお越し頂き感謝です。


今日は「敬老の日」ですのに

台風18号が日本列島を縦断しています。

関東地方は既に通過し 西の空は夕焼けでした。


豪雨、突風、河川の氾濫などの被害が

これ以上、どうか出ないことを祈るばかりです。

どうぞ皆様、お気をつけくださいね!




さて今日のお題は

今年92歳を迎えたピアニスト室井摩耶子さんについて

お届け致します。

__.JPG


室井摩耶子さんは戦中にピアニストとしてデビューされドイツに留学。

1980年 61歳で帰国された後も日本を代表する

ピアニストとしてご活躍を続けていらっしゃいます。

そして なんと92歳の現在も年6回のリサイタルを

おこなう、精力的なピアニストです。

勿論、日本では現役最高齢のピアニストです!





ピアニスト 室井摩耶子さん略歴

6歳よりピアノを始め、小学4年生から高折宮次に師事。1941年東京音楽学校(現・東京芸大)を首席で卒業、研究科に進み、クロイツァー教授に師事、1943年に修了。
1945年1月、日比谷公会堂での日響(現・N響)ソリストとしてデビュー。終戦後、本格的にリサイタル活動を開始。サティやデュカスなど多くの作品を日本初演。
1955年、映画『ここに泉あり』に実名ピアニスト役で出演。
1956年、モーツァルト「生誕200年記念祭」に日本代表としてウィーンに派遣される。同年、第1回ドイツ政府給費留学生に推挙され、ベルリン音楽大学に留学。ベルリンを拠点に、ハウザー教授、ロロフ教授、ケンプ教授に師事し研鑽を積む。
1960年、世界最高峰ケンプ教授の推薦でベートーヴェンを4曲並べたリサイタルをベルリンで開催。以降、海外13カ国で演奏を重ね、64年にはドイツで出版の『世界150人のピアニスト』として紹介される。
1980年帰国後も、日本を代表するピアニストとして活躍。




実は室井さん、今年の4月に小学館より

著書
「わがままだっていいじゃない」を執筆されました。


「わがままだっていいじゃない」
92歳のピアニスト「今日」を生きる
室井 摩耶子 著 ¥1,470 ( 小学館 )


__.JPG




著者 室井 摩耶子さんの姿を赤裸々に綴ったエッセイ集

題名の通り

「やりたいことをやり、

食べたいものを食べる。

これが人生の贅沢ね。」
と仰る。


食生活でも とてもご高齢とは思えません!

「ピアノに必要なのは、気力、体力、集中力。

週に6日は “肉” の『肉食女子』です。」



なにしろ朝食から何かしらの肉‥献立を見ると

牛タンの燻製、ソーセージ、カモハム等を食べて

お肉のパワーを存分に摂り入れています\(^O^)/


年を取ると何かの拍子に足元がフラつき転倒‥

そして大怪我‥という事態に見舞われることも。

室井さんも 60代の頃にお買い物途中で転び

左膝を骨折して入院となられたそう。


退院してからの生活の為に、リハビリを!

とリハビリルームに行かせてもらってたけど

混んでて受け入れ拒否。


病院で医師に付き添われ階段で練習するも

とっとこ とっとこ 階段を上がる様を見て

お医者さんが「もう練習しなくて大丈夫。

それにしても回復が早いな」
と驚かれたそう。


3週間ぐらいで治られた‥ というので

年齢からして 驚異的な回復力です!!

やはり普段からの肉食のお陰なのでしょう。


__.JPG


30年近くヨーロッパで活動してた室井さんが

日本に帰国されたのは61歳の時です。


会社勤めなら定年退職を迎える年齢、

『よくその年齢から再スタートを決心しましたね』

と 言われたそうです。

でもご本人は年齢は意識されてなかった。


ただ30年間、日本での演奏活動が空白でしたから

「芸術家として一人前になるために
しっかり地に足を着けたい 」


外国人としての甘えの気持ちを捨て 退路を断ち

日本でゼロから真剣勝負をするつもりで


帰国をされたそうです。


「『何歳だから』なんて自分の行動に

ブレーキをかける必要はないんじゃないかしら。

私はこれからもわがままを通すつもり。」


お見事!!あっぱれな92歳です!


「舞台でピアノを弾くというのは、

まるでストリップをしているようなものです。

見栄をはってみても、あるがままの自分がさらけ出されます。

だから『ずだ袋』が必要なんです。

人生の悲喜こもごも、喜怒哀楽、体験したことは

全部『ずだ袋』の中に入れる。


10年前と今とでは『ずだ袋』の中身の濃さも変わり

だからピアノの表現も変わって当然なのです。」



円熟、発酵してにじみ出てくる演奏表現は

ご高齢の現役ピアニストならではの宝物。

実際、室井さんが海外で出逢った高齢のピアニスト

の演奏から 気づいたコトも多かったと語っています。


体力維持の為に特別なことは何もせず

90歳を超えた現在も 本番前は

ピアノの練習を6時間もされているそうです。


「こき使っている手もいまだによく働いてくれます。

でも『覚える』能力は確実に衰えてきたわね。」



現実は容赦ありませんもの。。。

新たな楽譜の覚えは若い頃の

倍時間が必要になるのですよね!


でも「『若返る』なんてもったいない。

だって、老いてこそ『得たもの』のほうが大きい」
と。


年を取るとシワ、シミ、白髪が増え足腰も弱る。

目も舌も鼻も鈍感になり「アァ若返りたい。。」

と普通の人なら考えるところです。


しかし室井さんは違うんですね!

「老いについて嘆こうと思えば、ネタはいっぱいあるけど

嘆いてみたところでどうなるわけでもナシ、

あるがままを受け入れて

『それならどうする?』と考えます」



うーん、非常に前向き派なんデスね!

きっとコレが若さの秘訣なのでしょう!



「“老いてこそ”得たものを表現していかなければ

まだまだピアノにはわからないことがいっぱいある

今の蓄積の上に、更に少しずつ積み重ねていきたい」


「2年、3年、先を目指して‥とは考えていません。

1日、1日、大切に生き、

1音、1音、愛しんで過ごしています。」



そして ご自身のクヨクヨしない性格を

鈍感と表現されていますが

ポジティブな思考飽くなき好奇心

今も室井さんを助け、個性を生み出している

そう思わずにはいられません。



「気に入らない批評家の言葉は、くずかごへポイッ。

役立ちそうな批評家の言葉は、くずかごから拾ってきます。」


そうそう、常に前向き!


「私が冠婚葬祭の本を出すならば、、、」

なんと、そこに書き加えたいコトとは!?

「とても感激し『ありがとう』と言う時には

鼻をつまんで舌を出しましょう」
と。

イタズラ心たっぷりデスね~(笑)



でね。 室井さんはやりたいと思う事は何でも挑戦

な。なんと 85歳の時にパソコンを始めたそう

「もし無人島にひとつだけ持っていくなら

電気が使えるなら、パソコン」





参りましたーーー!
どうです??!



80歳、90歳、、
100歳になったから、、、




いえいえ、そんなの関係ない!!




室井さんの生き方に勇気と覚悟を教えられました。

わがままだって、いいじゃない。: 92歳のピアニスト「今日」を生きる/室井 摩耶子

¥1,470
Amazon.co.jp


その他にも

天衣無縫な「規格外」を形成した子供時代のお話から

留学後、ピアニストとして活躍中も悩み続けた

西洋人の弾くピアノ音と ご自身のそれとの違い、

音楽は音で書かれた詩、小説、戯曲だと認識された出来事とは?




などなど、演奏家として、また教育者として

惜しげも無く綴られたこの1冊。

是非、皆さんもお読みになってみては如何でしょう




室井 摩耶子さんは、ご自身でブログ

「室井摩耶子のピアニスト生活92」

も綴られていらっしゃいます。

92歳現役の室井さんから元気を頂けるコト間違いなしです!


日本の人口で、4人に1人は 65歳以上のお年寄りです。

でも、まだ元気で、好奇心溢れる方々が沢山いらっしゃいます。


しかし、そんな ご高齢者の中でも、室井さんのパワーは

並外れたものであることは確かです!


92歳といえば、私の老親以上の年齢ですから!


そして、いずれは私も その年代を迎えるコトになるのでしょう。。


ガンバって、自分に制限を設けず、


何事にも挑戦していけたらイイな~~(笑)


そう思えた 敬老の日 です。



本日も最後までお読み頂き、


どうもありがとうございました


それでは~また。。


ブログランキング登録しています
あなたの 一押しが励みになります


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村 経営ブログ カウンセラーへ



どうもありがとうございました


ペタしてね 読者登録してね