直方駅前にある魁皇関の像。
実は、これを製作した彫刻家が同級生なんです。
今日は彼の出演するイベントがあるとのことで出掛けてきました。
この魁皇関像、ちょっとしたニュースで騒がせてたんですよね。
下がりが何度もいたずらで折られ、その度にニュースになって有名になっちゃったという。
彫刻家の彼も心を痛め、何度も夜中に修復したそう。
彼としては、化粧回しの正装ではなく、戦いに行く魁皇の姿にしたかったんだそう。
依頼主の直方市長からも、皆んなに触れてほしいからという要望で、台座もわざと低くなっているし。
それらが裏目に出た今回のイタズラ事件。
作品は自分の子供のようだという彼は、懸念していたことが現実となり、それが何度も重なったものだから、かなり心が折れたそう。
ただ、そんな中、思わぬ副産物が生まれたとか。
客待ちのタクシーの運転手が「今度見つけたら死刑にしちゃる!」と勇気づけてくれたり。
夜真っ暗な中、ジョギングのおじさんが像の周りをグルグル回ったりストレッチしたりして、最後に魁皇関に一礼して走り去ったのは、きっと夜回りして見張ってくれてるんじゃないかとか。
小さな娘の手を引いて通り過ぎた母娘が、わざわざ引き返してきて、温かい缶コーヒーを差し入れしてくれたり。
(なんと彼はその缶を今でも大事に持ってると、ポケットから出して見せてくれました)
心が折れることもあったけれど、こんなに市民に愛される彫刻に市民に育ててもらっていることに、本当に感謝していると彼は言ってました。
まさに雨降って地固まる。
彫刻は美術品だけど、ぜひ手で触って感触を確かめて欲しい、目をつぶって想像してもらいたい、親しみを感じて欲しいという彼の真骨頂のような話でした。
こちらの意識次第で、何事も変わるんだよね。
結局は常に自分。
自分のココロは自分次第。
それにしてもKくん、ホントいい人だなー。
こんなステキな人が同級生だなんて、嬉しいな~♪


