
子供は誰もがみな豊かな創造性を持っている。その創造性を育てて才能を開花させられるかは、教育が鍵を握る。ダンスの授業を数学の授業と同じぐらい大事に扱うなど、偏りのない教育の機会を提供していくべきだ。抜本的な教育改革が今後必要になる。
先日のTEDは、学校教育についてでした。
2006年のスピーチらしいのですが、
これまで世界中で1000万回以上もPVされている、
TEDでも一番見られている映像だそうです。
邦題では「学校教育は何が問題か」となっていますが、
スピーカーのケン・ロビンソンは「学校が創造性を殺している」と言っています。
(NHKの配慮??)
キャッツやオペラ座の怪人の振付師で世界的ダンサーのジリアン・リンのエピソード。
彼女は小学生のとき、教室で落ち着いて座っていられず、
勉強にもついていけない子どもでした。
(今で言うADHD、1930年代にはそんな病名はありませんでした。)
先生から専門家に診てもらうようにと、お母さんに病院に連れて行かれました。
問診の後、医者とお母さんが別室で話をしようと部屋を出る時、
たまたま医者がラジオのスイッチを入れました。
そこから流れてきた音楽に合わせて、彼女は突然踊り始めます。
それを見た医者はお母さんに言いました。
「彼女は病気なんじゃありません。ダンサーなんです。」
このとき、病気扱いされていたら、世界的なダンサーは生まれなかったでしょう。
「ダンサーだ」と言ってくれた医者がステキですね~!!
ケン・ロビンソンは言います。
今の学校教育は、大学受験のためでしかない。
宇宙人が分析したら、人間は全員が大学教授になるために勉強してると思うだろう、と・笑
学校教育は、首から上を鍛えることしかしない。
しかも、脳のさらに半分しか鍛えないとも。
私もキャリアコンサルの勉強をしたから分かりますが、
産業革命からこっち、色んなことがそれまでと変わり始めました。
大量生産をするため会社組織が作られ、
そこには組織命令に従って従順に仕事をする人間が大量に必要になりました。
そのうち、体を使わず頭だけでする仕事、いわゆるホワイカラーが増えました。
ブルーカラーから搾取するホワイトカラーに行きたい人が増え、
だからこそ、こぞって数学や物理化学や語学を勉強することになりました。
人にはそれぞれに得意分野があります。
数学が得意な人もいますが、音や色や形、心を表現すること、体を自在に動かすことなどなど。
それぞれの得意なところを伸ばしてあげるのが、学校教育だとケンは言います。
ホントにそうですねー。
この話が、日本だけでなく、世界中で共感を得ているというのにもちょっと驚きました。
特に、とっくに自由だと思っていたアメリカでも。
(ちなみにケンは英国人でアメリカに移住)
学校に行くことで、才能の芽をつまれた子どもたちは、ゴマンといるのかも知れませんね。
どうやったら学校は変われるんでしょうね。
まずはこのTEDの映像を見ることからでしょうか。。。。