旅先で出会った育児法 | 【余計なお世話ですが】主婦力プロデューサーのブログ

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先月、ANAの機内誌「翼の王国」を読んでいて、目に止まった記事です。

いつか書こうと写真にとってましたので、そのまま転載します。
(iPhoneだと、記事の写真も拡大できるので便利~)

ご参考まで。


「旅先で出会った育児法」 

我が家は、私も旦那も自由業。
そのため、移動が多く、フランスを拠点に、日本、香港、モロッコ・・・と、
1歳の娘を連れて旅をしている。

規則正しい生活リズムが子どもには大事だということは承知しているつもりだ。
しかし、子どもとの旅は、育児においてマイナス面ばかりでもない。
他国との比較は、常識を破り、新たな見解をもたらしてくれことがある。

たとえば、離乳食。
モロッコでは、赤ちゃんも6ヶ月前後で大人と同じテーブルにつく。
家族全員で大皿を囲み、マイルドなスパイスだけで調理した
クスクスを食べている赤ちゃんの姿を何度か目にした。
「特別なものではなく、家族が食べ慣れているものを、みんなで一緒に」
ということが大事なのだという。
クスクス粒は、セモリナの極小パスタ粒なので、
赤ちゃんでも食べることができる便利な食材。
我が家でも、この「モロッコ式離乳食」を取り入れた。

娘が咳をしたら、モロッコの乳母は
クミンのパウダーをオリーブオイルに混ぜて飲ませてくれた。
香港では杏仁粥を勧められた。
フランスでは、咳をする赤ちゃんに、運動療法士がリンパマッサージをしてくれる。
痰のキレをよくし、呼吸を楽にするマッサージは、娘にはかなりの効果があった。
また、フランスでは、「夜泣き・疳の虫」というのは、
すべて「歯痛」と「コリック(疝痛)」のせいにされてしまう。
フランス人たちには「疳の虫」の存在は本気にしてもらえない。
夜泣きが続くと、琥珀のネックレスを子どもにつける。
琥珀は歯が生え始めるときの痛みに有効だと考えられているのだ。

しつけに対する考え方も異なる。
フランスでは赤ちゃんは一人で寝ないといけない。
大事にすべきは、日本式の「スキンシップ」ではなく、「語りかけ」。
言葉のわからない子に向かって長々と説明を始める。
まるで一人の大人のように扱われるのだ。

「子ども」という概念は、近年の産物。
これほどグローバリゼーションが進んだ今でも育児に関しては各国バラバラ。
日本のママに関しては、他国に比べ、衛生概念が強く、育児熱心な気がする。
なんせ、日本の母親の5割弱が育児ノイローゼを経験しているというデータもある。

このように、旅を重ねたことで、日本の育児書の型にはめずとも、
もっとフレキシブルに育児をしてもいいのだと悟った。
娘に対しても、以前よりも大きく構えることがでこるようになったと思う。

「翼の王国」より 文/にしむら・じゅんこ(ライター・翻訳家)