新聞を読みながら、なんだかなーと思ったこと。
2008年から始まった、外国人看護師候補者の受け入れ。
最初から、問題山積みのまま見切り発車的に始まったけど、案の定最悪の状態で、第一陣の期限の3年が過ぎようとしています。
日本の看護師の人手不足のために、インドネシアやフィリピンから即戦力を持つ人たちを受け入れて、日本の国家資格をとってもらおうという制度。
フタを開けてみると、初年度合格者ゼロ、2年目254人中合格者3人、3年目300人近く受けて合格者16人。
国家試験は、日本人とまったく同じ問題を受けると言うもの。そりゃムリでしょう。
ただでさえ難しい漢字を含む日本語をマスターし、さらに難解な医療用語をマスターするなんて、2年や3年ではムリに決まってます。
日本語も全く分からない彼女たちを受け入れ、ほんのわずかな勉強時間で国家資格を目指せなど、最初から難しいことは目に見えてたことだけどなぁ。
しかも、昼間は病院や介護施設で働く彼女たち。本国ではプロの彼女たちをバイト程度の扱いで雇い入れ、さらに低賃金しか払わず補助金を搾取している施設まで現れる始末。。。。。
受験資格は来日から3年という決まりのため、第一陣の人たちが続々と離日しています。
日本にイヤな思いだけを抱いて帰るのではないかと、本当に心が痛みます。まったく日本政府、しっかりしてくれよぉ。。。
それにしても、この話を聞いて日本の働き方について改めて考えました。
いつも働き方のパターンはひとつきり。新しく入ってくる人に対して「お前が合わせろよ」という態度。日本の中でも特に古い体質の残る医療現場ですしね。お互いに歩み寄ろうということが全く感じられません。
マイノリティに対して、新しい働き方を全く検討しようといない現場。これは、主婦を受け入れない職場と根本は全く同じだと思うのです。
主婦が働きやすい職場をつくろうとすることは、こういう外国人や障害者などのマイノリティの人々を受け入れることもできる、優しくて温かい社会にもつながるのだと思うのです。