テレビのなみだ 仕事に悩めるあなたへの77話
著者は放送作家の鈴木おさむ。
森三中、大島のダンナさんです。
以前テレビで、「大島と結婚したのは冗談で、結婚したらきっと面白く見えるだろうと思った」のようなことを言っているのを聞いて以来、私は彼のことをちょっとイヤなヤツだと思ってました。
ミツカン酢のCMで二人仲良く出ていても、なんだかなー、と思ったり。
でも、この本読んでちょっと見方が変わりました。
ものすごく真面目に、真剣に、そして多分24時間「笑い」について考えている、笑いのプロなんだなーと。
テレビという世界の中で20年近く第一線にいること自体、すごい人なんでしょうね。
それは単にセンスがいい、だけではなくて、やっぱり人間的な魅力があるんだと思います。
この本は一気に読めました。
テレビ業界独特の話もあるけれど、どんな世界にも通用するような話もたくさんです。
真面目に悩みを解決するような話じゃないけど、ちょっとクスッと笑いながらも、なるほどね~と腑に落ちていきます。
例えば、「イタくていいのだ!」というページ。
最近の若い人は「やりたいことがない」とか「夢がない」とか言うけれど、それは空気読み過ぎ症候群じゃないか。
本当はあるのに、最初からムリだろうなとか、こんなことを人に言ったら笑われるだろうなとか、自分の中で空気を読み過ぎて削除しているのは、なんともったいない。
ボクは学生のころから放送作家として修業していたが、大学に行くと同級生が「いくらもらってんの?」とか「儲かるんでしょ?」とか聞いてくる。妬みの入った眼差しで人の夢を笑っている。
修行のない日は居酒屋でバイトしていた。バイト仲間は、同じ年代の元ヤンキー上がりばかり。
でも、彼らは夢を笑ったりせず、一生懸命応援してくれた。そのうち大学に行かずに居酒屋にいることが多くなった。
熱い夢や目標がある人は、応援してくれる人たちのそばにいた方がいい。でないと心が折れるから。
空気を読み過ぎているのは、臆病な人
人の夢を笑うのは本当は、嫉妬している人