ある短い映像作品。
夏のある日、主人公の男性が外にいると、蚊がブンブン飛んできます。
あちこち刺され、そのたびにバシバシ叩くのですが一向に捕まりません。
腕に止まった蚊をやっと見つけ、バシッと殺そうとしたとき、ふと見ると、
ストローのような針を刺したまま、可愛らしいアニメの蚊がこっちを見ています。
うるうるとした目で彼を見つめています。
それを見た彼は・・・・・・
ジーンズの裾を短くを切り、Tシャツの袖を切って、仁王立ちになるのでした。
(血をたくさん吸わせるためにね。念のため)
チャンチャン★
映像作品のコンテストなのですが、そのときの審査員の一人が
言った言葉が、なんとなく心に残りました。
「人間、姿が見えないと、残酷になれるんですよね。新型兵器とかね。」
確かになぁ。
戦争だけじゃなく、現代人のイライラの根源のような気がしました。
地域の関係が薄れて、それぞれが自分の家の中にこもってしまい、
日ごろのコミュニケーションがないので、何かちょっと癇に障ることがあると、
どうしてもガマンできなくなる。
知っている人だとたいしたことじゃないのに、
知らない人、顔の見えないところだと、イライラが募る。
そして、直接文句を言わずに、マンションの管理人さんに文句を伝えてもらったりして、
ますます関係がこじれる、なーんてありがち。
ヒステリックな消費者が増えたのも、顔の見えない商売が増えたせいかも。
もうここら辺りで、少し旧きに戻ることが必要なのかも知れませんね。
地域のコミュニケーション、顔の見える商売、などなど。
人間も社会も、学習しながら成長するんですね。