いまだに「ダイバーシティー推進」というと、女性活用と思われ、
そして「めんどくさいこと」と隅に押しやられている感が否めません。
ダイバーシティの本来の意味は多様性。
女性だけの問題ではなく、外国人、障害者なども含まれます。
P&Gジャパンは、日本のダイバーシティーにおいて、草分け的存在。
その桐山社長はこう言い切ります。
「ダイバーシティーの推進は、女性や外国人のためではなく、
企業の利益のためなのです」
日本企業では、管理職(課長級)に女性が占める割合は6.6%ですが、
P&Gジャパンでは、部長の割合が26%、社員の国籍は25ヶ国だそうです。
もちろん、P&Gでさえ、今のような多様な人材が活躍するのには
15~20年もかかったというのですから、一朝一夕にはできないでしょうね。
(ただし、20年前に比べて社会の理解は進んでますから)
桐山社長は、自身の体験から、
「取引先が女性を敬遠する、など理由をつけて取り組まない人には
『きちんと説明して理解してもらおうと、試みたことはありますか』
と聞いてみたい」と言います。
確かに、受けウリの発言ばかりで、
実際に自分で確認してみたことはないって人ばかりだと思いますね~
桐山社長が営業課長時代、8人の部下のうち4人は女性。
しかも入社1~2年の新人ばかり。
社内では、女性は差別されることなく働いていたとはいえ、
取引先は、女性営業にどう接していいのか戸惑う人も多かった時代です。
そこで桐山社長は、彼女たちの営業に同行し、
「女性だからと容赦は不要です。男性と同じように接してください」
と伝え続けたのだそう。
半年間同行を続け、一人立ちし始めたころから、
彼女たちはどんどん営業成績を上げ始めたのだそう。
男性と同じやり方で「やっぱり女性じゃダメ」というのはナンセンス。
彼女たちにはハンディがあるのだから、必要なサポートをして、
同じステージに立ったところで比較すべきじゃないかと。
結局、同じステージに立ったところでは、
男女の差は何もなかったということです。
「ダイバーシティーを推進するのは、女性のためじゃない。
グローバル化が進み、多様な消費者を相手にビジネスをするためには
従業員の多様化が絶対に必要。
性別や国籍が偏り過ぎた既存の組織では、
新しい発想を生み、企業を成長させることはできない。」
「右向け右」と言われれば、全員が右を向いていた時代は終わりました。
男性の中でも多様化が進んでいます。
ひとつのやり方に固執している企業は、脳梗塞を起こして倒れるかも。
これまでの常識ではなかったことも、「そんな風なこともあるな」と
脳を柔らかくしておかないと、危険ですね~
まずは、日本語が通じる(?)女性の活用から始めてみませんか~![]()