自分にない能力を、一生懸命無理して身につけようとしたり
それを嘆いて羨んだりするのは、ムダなこと。
その能力に長けた人に力を借りればいいと思うのです。
湯布院の「玉の湯」の溝口会長の話です。
子供のころから体が弱く、入院ばかりしていたため
大学進学をあきらめたそう。
その病床で、これからどう生きるかを考えた。
自分は病弱で力がないのだから、
能力のある人と組めばいいのではないか。
そのためには、自分が色んな情報を発信しなければならない。
能力のある人を惹きつけるには、質の高い情報が必要。
一流の人と会い、質の高いものを見て、
色んな体験をして自分を磨きあげよう。
20才そこそこで、こんなこと考えるなんてすごいなぁ。
相手に求めるだけじゃだめ。
その相手にふさわしい人物に自分がなるんだと考えるなんて
なかなかできないことですね。
ないものは借りればいい。
求めるのであれば、与えること。
玉の湯は、湯布院の中のトップクラスの旅館。
各界のトップクラスの人も、たくさん泊まりに来る旅館です。
でも、元々は単なる田舎のひなびた温泉。
別府に大量に客が行っていた時代、
旅館同士が協力をして、いろんな仕掛けをし、
そして、今の地位を築き上げて、地域再生を果たしたのです。
この溝口会長と数人が中心となって。